其れはあたかも騎士の如く
後に虐殺将軍、殺戮の軍団長、味方殺しなどと呼ばれる一人の軍人がいた。常に無表情で何を考えているのかも分からない様な男だったが、長きにわたる戦いの末、ついに故国を戦乱から救うことに成功する。一転して英雄と呼ばれる彼。しかし、彼はそもそも何のために戦っていたのだろうか。金のため?名誉のため?正義のため、あるいは復讐?
これはそんな、まるで騎士の様な軍人が、とても個人的な理由から戦争に身を投じるお話。
これはそんな、まるで騎士の様な軍人が、とても個人的な理由から戦争に身を投じるお話。