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不可解な涙、アバドンの最後

 俺はミドガルズにその情報と、俺の意図していることを教え、バッタを無傷で捕まえるために二手に分かれた。


 ミドガルズは辺りを再度飛び回ったが、体が大き過ぎるせいで上手くいかないようだ。

 人間よりもよっぽど力のある巨大な龍には難易度が高いだろう。


 出来るだけ急がないといけない、と焦ったせいで俺も上手くいかない。

 逃げそこないの一匹を捕まえたところで、極限にまで体を軽量化したバッタは掴んだだけで、パリンと割れてしまう。


 この世界に来て、俺の身体は強くなった。

 二四時間ぶっ続けでダッシュするようなことは普通なら出来ないだろう。

 へとへとに疲れ果てていたが、それでも信じられない動きが可能だ。


 だが、スカスカの脆いバッタを摘みあげることが出来ない。

 丸太をぶん投げたり、龍とバトったり、大量のバッタ駆除したりは出来たが、そういうのとは間逆の力の使い方だ。

 繊細な力のコントロールは、全力のフルスイングよりよほど難しい。


 しかも相手は飛び回り、縦横無尽に逃げる。

 車で走りながらタンポポの綿毛を取るより難しいだろう。


 ミドガルズは翼をはためかせ、器用に空中を動き回っているが、その風圧だけで軽いバッタは遠くに行ってしまう。


 マリアたちに任せるか? いや、時間が惜しい。

 だが、俺に出来るのか? 早く捕まえないと。

 町はまだ無事だろうか? 考えるな今は集中しろ。


 焦燥感と疲労は集中力を奪っていく。

 さらに余計な心配まですると、頭が回らなくなる。

 ますますバッタを捕まえるのが困難になるだけだ。


『ミドガルズ! 頼む! 町に行ってくれ! 誰でも良いからバッタを捕まえて俺に寄越すように伝えてくれ!』


 あっちへ行ったりこっちへ行ったりしていたミドガルズに向かって叫んだ。

 ミドガルズは頷き、町へと飛んで行った。

 俺よりもミドガルズにとっては、さらにバッタは小さく脆く感じるはず。比例するように難易度は跳ね上がるはずだ。

 恐らく巨大な龍であるミドガルズには、どんなに時間をかけても、バッタを無傷で捕まえることは出来ないだろう。

 バッタを無傷で捕まえると言うミッション遂行能力は、龍よりも非力なヒトの方が優れているはずだ。それならば、町の誰かに託した方が良い。


 それに、やっぱり町が心配だった。

 俺には獰猛なバッタどもは近寄ってこない。だが、町はそうじゃないのだ。

 ミドガルズのメガスのおかげで、もうしばらくは無事だろうが、放っておいたら町ごと消え去ってしまうだろう。


 町はミドガルズに任せて、俺はバッタを捕まえる作業に戻った。



 ――――――


 ――――


 ――



 見渡す限りの荒地だ。


 一昨日までの森のざわめきが、まるで幻のように無くなっている。

 取りこぼしか、いくつかの木々は残っていたが、荒れ果てた大地だ。

 青々と茂っていた麦畑に至っては、ごっそりやられていて、一本の欠片すらなかった。

 さっきレヴァンが、クロツノサバクトビバッタの孤独相はイネ科の植物を好むとか言っていたな。

 ヒトに堕天した龍ですら、堕天前の好みをしばらく持っていたのだ。

 麦はイネ科だ。多分、大好物だったから真っ先にやられたのだろう。


 そんな荒地を見て思ってしまった。

 これからどうするんだこの町は。

 そういった絶望が浮かぶ。

 同情でも憐憫でも不憫でも哀憐でも何だって良い。

 ゴルドスタイン兄弟が、レイナルドさんが、スミスさんが、子供たちが、服屋の店員が、食事処のヒトたちが、商人が、市場のヒトたちが、町民が可哀そうだった。

 一体彼らが何をしたって言うんだ。


 たった一匹のバッタを彷徨い求める俺。

 たった一人の男に近づこうとしない下級神。

 酷く滑稽だ。こんな茶番は終わりにしよう。


 あと、一匹だけだ。

 一匹で全てが終わるはず。


 だが、そんな考えとは裏腹に作業は一向に上手くいかない。

 バッタはいたるところにいる。だが、捕まえられない。

 イライラして手元も狂う。それがさらに焦りを生み、逃げるバッタに触れることも出来ない。

 悪循環はグルグルと俺をからめとる。


 ――ガシャリ。

 足に何かが当たり、それを弾き飛ばす。

 ふらふらとした思考で、バッタを求めてさまよい歩く俺は足下を見ていなかった。


 何だ……ああ、ネズミ用の罠か。


 ルディスの町では独自の法律がある。ムシハミオオネズミと言われるネズミを一定数捕獲しないといけないのだ。

 領主のご機嫌を損ねた哀れなネズミは、ヒトから狙われるようになってしまった。農家のレイナルドさんによると害虫を食べてくれる良い獣らしい。

 

 その昔、沖縄地方ではハブ退治のためにマングースが放たれた。

 だが、マングースはハブを食べなかった。毒蛇を仕留めることより、固有種である貴重なヤンバルクイナやアミノクロウサギを食べる方が安全だからだろう。ハブは夜行性で、マングースは昼行性であったのも悲劇の要因だ。要するに彼らは出会うメリットがなかった。

 マングースは増えに増えた。

 その結果、天然記念物が減少または絶滅してしまった。

 今では仲良く、両者共に駆除対象だ。

 人間が自然に手をつけると碌なことにならない。


 今回の事件は、はるかにタチが悪い。

 ムシハミオオネズミの捕食によって、ある程度の数が保たれていたクロツノサバクトビバッタ。

 領主の法律によってこの地方のネズミが激減したのだ。結果として、天敵がいなくなったバッタが激増した。

 構図は似ているが、沖縄の件は少なくとも人間に害をなすハブを駆除しようと言う善意から来るものだ。

 だが、領主の意趣返しで出来たこの法律は、立法趣旨もその内容も滅茶苦茶だ。挙句、事態の収拾も取らず、増援すら寄越さない。

 誰かがこの事件の責任を取るならば、一人しかいない。


 蹴り飛ばしたそれは、つい先日この町に来る前に、法律のことなど知らない俺がぶっ壊した罠の破片だった。

 スミスさん、片付けなかったのか。

 壊した犯人である俺は、食事処で因縁をつけて来たある意味被害者に、そんなお門違いのことを思った。


 罠の金属片を見下ろし、視線につられ不意に足が止まってしまった。

 目線を空へと固定していた俺は、地面に目を向けたまま立ち往生する。


 ――結局のところ、俺は、偽善者だ――


 ネガティブな感情が俺を蝕む。


 ――そのときの気分で、ネズミを助け、知り合いの子供の足のケガを治させ、町を救うために右往左往する。その結果はどうだ? 何も出来ていない――


 涙がとめどなく溢れる。その滴が地面に落ちて吸い込まれる。

 無力感が体を支配し、俺の心を砕きにかかる。


 ――もういいじゃないか――


 心の片隅にくすぶっていた誰かの声が響く。


 ――精一杯やったよ、皆分かってくれる、感謝していたじゃないか――


 そっと耳元で囁くように聞こえる。

 ……何だこれは? バッタの羽音ばかり聞いて耳がおかしくなったのか?

 それを上塗りするように声が浮かんでは消える。


 ――こんな世界に放り出した自称神のせいだ――


 ――ここで投げ出しても誰も責めはしないよ――


 ――どうせ他人だ、早いとこおさらばしよう――


 自分を慰める自分の声だ。

 空腹と疲労と睡眠不足は、ご丁寧に幻聴まで寄越しやがる。


 うるせえんだよっ!


 強がってそう叫んだが、にっちもさっちもいかなくなった俺は、膝を着き、頭を抱える。

 柔らかな土の感触は魅力的だった。地面からの引力が強く感じる。

 一度地面に膝をつけると、疲れが怒涛のごとく押し寄せてくる。


 ――もうダメだって。最初から無理だったんだ――


 背中にくくりつけられたレーヴァンテインの枝が、ずしりと俺にのしかかる。

 その重みは破壊衝動を投げかける。


 ――思い切りレヴァンを振ったら気持ちが良いだろうな――


 自称神どものふざけた証拠隠滅。

 アスガルズなんていう異世界。

 メガスやらパラノイアやら意味の分からない単語。

 龍、獣人、魔人、見知らぬ生物たち。

『学園』なんだよそれ。


 仲間がどんどん倒れていく。

 事態が思い通りに進まない。

 どうしようもない。


 精神的にも肉体的にも、俺はもういっぱいいっぱいだった。

 悶々と悩んでいる今、武器を振り回すだけというシンプルな考えは悪魔の囁きにも天使の呟きにも思えた。

 嘲るように逃げるバッタを追い掛け回すより、よほど簡単だ。


 ――そうだ。21%もエネルギーが残っているじゃないか――


 21秒間のオーバーラッシュでバッタども粉々にしてやる。

 高速度で動けるオーバーラッシュなら、捕まえることは無理でも、追いついて駆除することは出来るはずだ。

 何せ21秒もある。身体がどうなっても知るか。


 そんな考えで思考が回り始めると、優しく捕まえるなんてことがバカらしくなってくる。


 ――体が千切れても、バッタどもをぶっ壊してやる――


 酷く自虐的な思考へと身を任せると、身体から不思議と力が出てきた。


 ……やってやるぜ……バッタども……。


 幻聴なのかそれとも自分で声を出しているのかすら分からない。

 レーヴァンテインの枝を力強く握り締めた。


【……レヴァン。残りのエネルギーを――】


 残りの21パー全てのエネルギーをオーバーラッシュに充てるつもりだった。

 ニーズがいない今、自分の身体がどうなるかは簡単に予想がついたが、レヴァンにそれを命じようとした。


 だがそれを邪魔するヤツがいた。

 聞き覚えのある小さな声だった。


 《きい。どうしたの? おなかすいたの?》


 その大きなネズミは、ネズミにしては大きかった。

 茶色い綺麗な毛皮で全身をコーディネートし、目がくりっとしていて妙に愛嬌があった。

 二本足で器用に立ち、何かを包み込むように前足に持っている。

 後ろ足を引きずり、ひょこひょことこちらに歩いてきた。

 怪我をしているのか? ああ、あの時のムシハミオオネズミか。

 罠に足を挟まれていたネズミだった。

 こんな惨状で、良く無事でいられたな。


 《……足、大丈夫か?》


 レヴァンへの命令を止め、ムシハミオオネズミに話しかける。

 そういやあの時はニーズはいなかったから、傷を治せなかった。

 また偽善かよ、と耳の片隅で俺の声が聞こえる。

 うるせえんだよ。


 《いたいけど、だいじょうぶ。おなかすいたの? これあげようか?》


 小さな前足で優しく包んでいた物体がきちきちと動く。

 腹は減ってるけど、そんなバッタなんか食べたくねえよ。

 俺はマグマみたいに熱々にしたシチューが食いてえんだ。


 ……バッタ?

 バッタ!?


 《すかすかでおいしくないけど、あげる。お礼。このまえの》


 そう言って、俺にクロツノサバクトビバッタを掲げる。


 バッタの確認をする。群れに加わることが出来るバッタで無いとならない。

 ……無傷だ。ムシハミオオネズミの手には、うまいこと捕らえられたバッタがもがいていた。

 小さな手の主が、無垢な瞳で不思議そうに俺を見つめる。


 その瞳で何とか自分を取り戻す。

 ……冷静になれ。

 例え21秒かけてもバッタを殲滅することなんか出来ない。

 上空にまでいるバッタには手が届かないのだ。

 何を考えていたんだ、俺は。

 自暴自棄になりかけた自分を戒める。


 《……ありがとう。ちょっとそのまま動かないでくれないか?》


 《うん! わかった!》


 俺の力で触れてしまうと、壊れてしまうかもしれない。

 こいつが最後の生命線だ。絶対に失敗してはならない。

 震える声で、レーヴァンテインの枝に再度の命令をする。


【……レヴァン。残りのエネルギーを、ブレインウォッシュに使え】


【対象に触れてください】


 にちにちと口を盛んに動かし、きちきちと関節を鳴らすクロツノサバクトビバッタ。

 俺はムシハミオオネズミが小さな両手で持つバッタの表面を、恐る恐る触った。

 緊張か、疲労か、手まで震える。

 憎むべき相手を傷つけないように触る。何て因果だ。


【選択完了。対象はクロツノサバクトビバッタ。何を書き換えますか?】


【行動目的を、共食いのみ、に書き換えろ】


 俺がやりたかったことは、共食いしないプログラムを書き換えて、共食いしかさせないようにすることだ。

 とてつもない数のバッタを駆除するのに、自滅を狙った。

 共食いだけが行動目的になるなら、他への被害は無くなり、さらに町中や大地に溢れる大量のバッタの死骸も片付けてくれる。

 そのために駆除をするのを止め、バッタを捕獲しようとしたのだ。

 成功すれば、莫大な数は最早脅威にはならない。

 ざっくりとしたプログラムの書き換えはどういう影響を与えるか分からなかったが、前情報の無い複雑なプログラム改変に時間を費やす余裕など無い。


 アバドンネットワークは強力だ。そしてそれが弱点でもある。

 一匹でもプログラムを書き換えてしまえば、それがネットワークを通じて瞬間的に他の個体へと伝播される。

 言うなれば、ウイルスソフトを仕込むのだ。あっという間に感染して、俺の目論見は達成されるはずだ。


 ――偽善者め。このバッタが絶滅するかもしれないんだぞ――


 ああ。その通りだ。満腹状態を振り切れてもなお、バッタは共食いをやめないだろう。

 だが、それがどうした。

 放っておいたら、他の生物が全滅するかもしれない。

 こいつらバッタどもは無限の空腹を抱えた餓鬼だ。

 悪さをしたガキんちょにはお灸をすえなければならない。

 俺がそれをやってやる。


二度筆ブレインウォッシュを展開します。支払いコストは21%です。以後レヴァンはシャットダウンします。グッドラック】


 ……? 

 見た所、クロツノサバクトビバッタには目立った変化がない。

 相変わらず、オオネズミの手の中でもがいたままだ。


【おい、レヴァン? 良いんだよなこれで】


 そうレヴァンに確認するが、エネルギーを使い切ったレヴァンは何も言わない。

 起動に必要なチャージをする方法は無い。確認するすべが無い。

 だが、ここまで来たらもうやるしかないんだ。

 

 イチかバチか……。


 《……それを放してやってくれ》


 《ええ? あんまりおいしくないけど。もったいないよ》


 《良いんだ。頼む》


 何事かを少し考えたようだが、ムシハミオオネズミは俺の言うとおりにしてくれた。


 小さな手から、バッタが飛び出す。

 ぶうんと羽を震わせながら、吸い込まれるように群れに戻って行った。

 空を埋め尽くす大量のバッタのせいであっという間に見失う。


 ……さあ。どうなる?


 ムシハミオオネズミと共に、雲を凝視する。

 少しの違いでも見過ごすことは出来ない。

 

 エネルギーゼロ。

 時間も無い。

 ミドガルズもいない。

 失敗したら、もう手が無い。


 ――雲が少し動いた。うねるように大きく波打ち、うおんという振動音がびりびりと空気を揺らす。


 ……何だ?


 うおん、うおん。うおん。

 ぶうん、うおん。うおん。

 ぶうん、ぶうん、ぶうん。


 ――何か。


 うおん、うおん。ぶうん。

 ぶうん、ぶうん。うおん。

 ぶっぶぶぶぶ。ぶうん。


 ――何かが違う。


 ぶぶぶっぶぶぶぶぶ。

 ぶっぶぶぶぶぶぶぶ。

 ぶぶんぶっ……ぶぶ。

 ぶ……ぶぶっ……ぶ。


 これまでと違い、羽音が不規則なのだ。

 さらに、行動に一貫性が無い。一匹一匹がバラバラに動いている。

 それに合わせて黒いバッタの雲が広がり、厚い層がぶわりと拡散し、薄くなる。


 ばらっと小豆を地面に撒いたような音が鳴った。

 上空のバッタの欠片が地上に雨の様に降りだしたのだ。


 アバドン――クロツノサバクトビバッタの群れは形を保てない。

 もがき苦しむように、雲はのた打ち回る。

 どんどんと密度が薄くなっていった。


 《うわあ。すごいね》


 ムシハミオオネズミはのん気にそう感想を呟く。

 確かに凄い……美しい、光景だ。

 おぞましいまでの莫大な数のバッタの雲を見て、そう思った。


 エンジェルラダーなんて可愛らしい名前で言われる、雲間から太陽光線の柱が差す現象がある。

 その薄明光線が視界の端から端まで起きた。

 薄くなった雲の隙間から波打つリズムで太陽光線が延び、荒れた大地を照らす。

 雲と共にうねるエンジェルラダーは、踊っているように見えた。

 強い朝日が、黒い雲を切り刻んでいるようにも見えた。


 バッタが織り成す雲と太陽光は幻想的な光景を作り出した。

 不規則な律動で光線は大地に降り注ぐ。


 《どうしたの? かなしいの?》


 その声で気付いた。

 俺は泣いていた。


 涙が出てくる。

 喜怒哀楽のどれが当てはまるのかが分からない涙だ。

 悲しみなのか、喜びなのか、それともどちらもなのか。


 《大丈夫だ、何でもない。ありがとう、お前がいてくれたおかげで助かった》


 綺麗に手入れされているムシハミオオネズミの毛皮を優しく撫でる。

 きい、と一声上げて、ムシハミオオネズミは足を引きずりながら去って行った。


 目を拭い、目頭を指で挟み、揉んだ。

 目を閉じ、息を吸い、ゆっくりと吐く。

 目を開け、耳を澄ます。

 もう幻聴は聞こえない。


 代わりに不規則なバッタの羽音がそこら中から聞こえてきた。叫び声にも聞こえる。

 雲はどんどん薄くなっていき、空はどんどん明るくなっていった。

 美しい朝日のカーテンは、バッタにとっては地獄だろう。

 しかし、俺にとっては祝福のように思えた。


 アバドンの最後だ。


 ばらばらとバッタの欠片が顔面に降り注ぐ中、俺はそれを確信した。

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