21: 話し合い
昨日たっぷり稼いできたロックはオフの日。
3日出かけて1日休むと言った感じ。
良い機会だから結婚式後のことを話し合いたい。
朝食をつくり、ロックを優しいキスで起こす。
「……ん」
いつも通り優しい笑顔。
「お寝坊さん、起きて?」
頬にキスをする。
ロックはユラユラと食卓に付くと大きなあくびをした。
「今日はゆっくり出来るよね?」
朝食を終え本題に入る。
「ねぇ、ロック 私達夫婦になった後何処に住みたい?
冒険者仕事があるからやっぱりシフォンにいた方が都合いいのかな?」
私はロックに治癒院は何処に出すのがいいか、お風呂のある家に住みたい事、下着のアイディアを売って金貨2000枚ある事などを伝えた。
「うーん、そうだなぁ?そう言う事も考えないとな!
治癒院はまず王都だろうなぁ!」
「拠点を王都に移すの?」
「それもありだな、まあ仲間に相談してみないとわからないけどな?」
ロックもお風呂には賛成みたい。
やっぱりお湯にゆっくり浸かりたいよね。
次は、借りるか建てるかのお話。
「寧ろかすみの思い通りの家を建てるのもありだな。
それにしても、金貨2000枚は驚いたぜ。家の奥さんは商才もあるのか?」
おどけた顔でわははと笑う。
結局、ロックは私がいいと思う事に賛成みたい。
「俺はかすみが居ればそれだけでいいぜ!」
んもぅ、適当なんだから笑
私は紙を取り出して理想の間取りをロックと考える事にした。
「先ず1階は治癒院だろ?んで、後ろに倉庫、右にトイレと風呂!
2階は寝室と子供部屋だな!どうだ?」
「ロック……廊下や階段がないよ!笑」
段々楽しくなってくる。
「わはは!それもそうだな。キッチンも必要だしな」
私達はそれぞれの思い描く家の絵を描いてお互い見せあった。
階段を上ると収納だったり、キッチンが吹き抜けで屋根がなかったり……ロックってばお茶目で可愛い。
2人でお腹を抱えて笑い合った。
こんな1日があってもいいよね?
最終的には建築屋さんに頼ることになりそうだけども。
「実際に図面書いてもらおうぜ?外せないポイントだけ伝えてさ!」
うん、それがいい笑
軽くランチを食べた後、王都へ向かう事になった。
冒険者ギルド近くに空き地はなく、老夫婦が暮らしていた物件をリノベーションする事に。
広さは十分だし、立地は凄くいい。
「ここにしよう!」
新居が決まった瞬間だった。
後は専門家にまかせましょ!
ロックおすすめのお店で夕食を食べる。
「美味しかったね!」
私達は手を繋ぎながら夕日を眺めてゆっくり歩いた。




