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54話 戦後処理

フランブルグを占領し、バルド王子らが蓄えていた莫大な私財を接収後、ほんの一部を北部全体を制圧後に解隊した農奴兵達の給与に充て、一部を戦費や遠征した将兵の割増給与に充てたがまだまだ余っている。


更に他の侯爵や伯爵などの城(『夜と月の王国』の貴族は城を造っている者がほとんど)からも長年搾取して蓄えたと思しき爵位に比して膨大な私財も接収した(一部は浪費で借用書しか無いのも居た)ので、当面は財政で悩むことがあまり無さそうな感じだとイルミーナに《チェンジ・ボックス》で報告書を送ったら、伯父上達と祝杯を上げたらしい…まあ、それで少しでも種族の垣根が取り除かれたならいいけど…


フランブルグ占領後、姉上とアルにはフランブルグから東西へと【ペーブメント】で道路を造ってもらいながらまだ抵抗する者達がいれば制圧してもらい、僕は幻魔の森と西部山脈の境目まで南下し、ちょうどいい岩山があるので内部をくり抜き、要塞を構築する。

更に岩山の周りに縦深陣地を造り、『夜と月の王国』の南北を繋いでいたほぼ唯一軍事行動に使える街道を(やく)する要塞陣地を5日ほどで造り上げた。


この陣地には最大2万人は収容出来るが、5千人居れば要塞の能力は充分に発揮出来るため、普段は2個連隊(約6千人)を置きフランブルグに駐留する2個連隊と定期的に交代することとし、そのため第九師団は麾下に4個連隊を持つ変則編成になる。


こうして『夜と月の王国』北部を制圧した訳だが、流石に全て順調という訳にはいかず、要塞を造っている間に『森と精霊の王国』が兵を出し、幻魔の森の中にダンジョンがある北西部の係争地を制圧してしまった。

そのため、北西部に向かっていたアルは湿地帯を挟んで『森と精霊の王国』軍と睨み合う形となった。


とは言え、ここで『森と精霊の王国』と全面衝突しても特に利点も無いし、領地としては横取りされたのは北部の一割未満とさほど広くないので、近くの元子爵の領都アローマンシュ(と言っても町に毛が生えた位の規模みたいだけど)の周りに陣地を築いて貰って、そこに第五師団から一個連隊をひとまず置く事にした。


そしてそのままアルは第五師団が駐屯している都市経由でバイユーク、姉上は元公爵領都経由でバイユークまで道路を造ってもらい、それから2人は分体を残して【(究極級魔法)テレポート】で王都へ帰還した。


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