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29話 盗賊退治

アルが姉上の後ろに立ち、姉上を守る態勢になったのを見て頭目のバルザックが、

「おや、一丁前にお姉ちゃんを守ろうというのかなぁ?そんな事すると痛い思いをするけどいいのかなぁ?」

ニヤニヤしながら訊いてきた。


それに対して無言で用意していたダミーの安物の剣を微妙に震わせながら構えると、

「ふん、角無しのガキ風情が生意気な…おい、手足が取れるとうちじゃ治せねーから気をつけて可愛がってやれ」

そう言ってアゴをしゃくると、手下達が得物を抜いて前後から2人ずつ接近してくる。


本来は盗賊とはいえそれなりに強い筈なのだが、油断しているせいかかなり隙が見られる。

そんな連中の間合いに入る寸前に素早く踏み込んで間をすり抜け、すれ違いざまに刃を力場で覆った剣で首筋を殴って昏倒させた。


アルも同じ動作で2人を昏倒させ、更に薙ぎ払いで次に接近していた1人を山側に吹き飛ばす。

僕もその間にもう1人を叩き伏せていた。


僅かな間に6人が戦力外になったのを見て焦ったバルザックは【(中級魔法)フレイムバースト】を使える全員に撃たせたが、姉上の【(中級魔法)障壁】によって全て空中で炸裂し、僅かに風が来る程度で終わった。


「何なんだお前らは…くそっ、全員で掛かれ!」

そう命令するが、道幅の関係で3人並ぶと得物をあまり振り回すと同士討ちになりかねないため、攻撃方法が制限され余計に楽になった。


半数を失い不利を悟った盗賊達が逃げようとしたため、僕は範囲拡大した【(中級魔法)サンダーネット】で頭目ごと捕らえ、姉上とアルは反対側の福頭目達を叩きのめして全員倒して戦闘は終わった。


逃げだそうとネットを引っ張って感電して悲鳴を上げる頭目達を尻目に、僕は《旧通信球》で待機している近衛達に連絡を取って後処理を頼む。

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