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22話 母上

いよいよ完成した橋を渡るのだが、橋の安全性を示すため、最初は僕達とグレンディル、万が一トラブルがあった場合に素早く離脱出来る飛行可能な者達で渡る。


橋の幅が16メートル余りあるので、4列縦隊が3つ並んで橋に進入し渡って行くが、当然妙な振動などが起こる事もなく順調に進んで行く。


「これだけ多人数で渡っても揺れたりしないものなのですな」

僕達の乗る竜車の隣でアースドラゴンに騎乗したグレンディルが話しかけてくる。

「橋台と主桁の接合部にダマスカスの合金を使って、振動を吸収する様にしていますから大規模魔法(究極級魔法)を連続で撃ち込まれない限りはびくともしない筈です」


と言うと、グレンディルは呆れの色を覗かせて、

「陛下には闘技場でヴァレシル様に挑まれた時から今まで色々と驚かされておりますが、この耐久コンクリート?など一体どうやってお知りになられたのですか?」

と訊いてきた。


「母上が教えてくれたのだけど、本当に母上は物知り…という言葉では全く足りないぐらい色々知っていましたね。

この魔大陸についてもかなり詳しかったですし。

だからこちらに来る前に色々と準備が出来たのですよ」

僕の言葉に姉上とアルも頷いた。


「…誠に僭越ですが、陛下方の王太后様は人間族であらせられたのでしょうか?」

橋を渡り終わり、後続が渡るのを待ちながらグレンディルが訊いてきたので、確証がある訳ではないがほぼ間違いない推測を口にする。


「いえ、母上は多分…『神族』ですね」


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