目ざめた朝に
私は深い眠りから目ざめた。 天井をみると、羽のついた天使の彫刻のある立派な屋敷で、暖炉には
パチパチと火が燃えていた。 ここはいったいどこだろう? 頭がもうろうとして、何も覚えてない。
やがて一人の男が部屋に入ってきた。 何も覚えてないので、しばらく寝たふりをしよう。
良く寝てる。 まだ死なれては困る。 男は小さな声で、私に言った。
男はメイドを呼んだ。 妻には栄養補給の注射をしておけ、 目を覚ましたら、私に伝えるように、、、男は再び私の顔を見て、部屋を後にした。
あの美しい男は誰だろう? 冷たく威厳のあるあの男、
再び私は混とんたる眠りに落ちた。 闇の中で誰かが私を呼ぶ声がした、マリアンヌ、男は私に手を伸ばした。 驚いたことに、マリアンヌと呼ぶ声の主はさっきベッドの脇にいた男だった。
私は冷たい感覚に目を再び覚ました。 メイドが私の体を拭いて泣いていた。
奥様、はやくお目覚めください。 旦那様は人が変わったようになり、私、怖いです。
私は目を開け、メイドを見た、あどけない顔をした、年の頃なら17,8の若い娘だった。
メイドは驚いたように目を見開き、私に言った。 奥様、お目覚めですか?
私は彼女に、今までのことを何も覚えてないと、言った。
彼女は驚き、奥様は10日前の夜倒れました。 朝、私が発見した時は、昏睡状態で、旦那様がお医者様を呼ばれて、診断の結果は、毒を飲んだとのことでした。
私が毒を飲んだ? はっきりしない頭で私はメイドに尋ねた。
私はいったい誰? ここは何処?




