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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
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輸送の仕事 おっさんの畑・15

フリスト:

「おい!

 ユミール。

 荷車を買いにいくぞ」


直樹:

「ユミル。

 買い物にでかけるぞ」


3人で買い物に出かける。

フリストが先頭で、俺はそれについていく。

機嫌が良くて、なによりだ。




フリスト:

「ユミール

 この店で、一番安い生地を1万で買えるだけだ!」



買った布を畑へと放り込む。



フリスト:

「次は、荷車だ!」



いい荷車を買おうと思ったが……

こんなにでかくて、畑と隠れ家のゲートを通過できるのかな?

複数台あれば問題ないのだが。

今回が始めの1台だ。

色々と使うよな?

事前に試しておくべきだったか……

1番と連絡を取り、組立のできる小型の荷車にした。

小型の荷車と追加の縄。

続いて農具と肥料と木箱を2つを畑に放り込む。


壷は壊れそうな気がしたが、試しに1つ放り込んで確認をとる。

大丈夫だったので、3つ追加で放り込んだ。

1番に説明しながら、種を放り込む。


一応状況を把握するためにも、映像を確認する。

あいつら、はしゃいでるな……

楽しそうだ。



フリスト:

「ユミール!

 鶏を買いに!」


飼うための鶏を買いに、肉屋にやってきた。

ここでいいのか?



フリスト:

「おっちゃん!

 生きの良い鶏のメスを頼むよ!」


フリストが当たり前のように頼む。


店主:

「おう!

 何羽だ?

 どんなのが良い?」


フリスト:

「血も料理に使うから、生きてる奴で。

 メスもオスも若い奴が良い。

 1年くらいで。

 こっちで絞めるから。

 しばらく生かしておくと思う。


 餌と鶏を。

 メスは多めで、予算は3万!」


奥へと案内され、フリストが選んで、籠に詰めこまれていく。

買った籠と餌を、1番と話しながら畑へと放り込んでいった。


冒険の書の映像では、おっさん達が笑いながら転げまわっている。

相当、嬉しいらしい。

こっちは大変なんだがな……



フリスト:

「ナオキちゃん、何やってるの?

 ……

 何それ!!」


冒険の書を奪い取られそうになる。

ホー、とか、ハァー、とか言いながら眺めていた。



直樹:

「俺の本だ。

 やらないぞ!

 俺から離れると消えるしな」


フリスト:

「う、うん……

 いや、いや。

 1人だけ、ずるいでしょ!?」


直樹:

「なんの話だ?」


フリスト:

「これ!

 これだよこれ!」


直樹:

「おっさんが、動いてるだけだろ?

 おっさんが珍しいのか?」


フリスト:

「おっさんは、何処にでも居るけど。

 これは珍しいね……

 面白いし!」


冒険の書をめくったり、いじろうとするが操作できない。


直樹:

「面白いか?」


フリスト:

「だってここに、映ってる鶏。

 さっき、買ったヤツでしょ?

 それにこの人。

 この前の……」


直樹:

「あぁ、そうだぞ。

 買ったものは、さっきから取り込んでいただろ?」


フリスト:

「ここって、この前。

 言ってた畑?」


直樹:

「あぁ」


フリスト:

「後でちゃんと教えてよ!」



なんかフリスト、ちょっと変な気がする。

冒険の書を、奪い取って行きそうな奴なんだが。

いつもより歯切れが悪い様な?

なんだろう?




フリストを先頭に街の外へ。

浮浪者達の住む、山の麓にむかう。

集まりといっても、大きさは街を遥かに超えているんじゃないのか?

軽く見渡しても、万単位で居るように見えた。


交換用の芋を取り出すと、ユミルとフリストが手際よく交換を始める。

30分もしないうちに、木箱6個分の薪?というか枝が集まった。

本の中に枝を取り込むと、宿舎へと戻った。

何キロ歩いた?

10kmはゆうに超えたな。


遅めの夕食を取る。



直樹:

「そういえばお前ら。

 枝を集めるの随分手馴れていたな?」


フリスト:

「あぁ、あれ!

 軍だと良くやるよね?」


ユミル:

「ナオキ様。

 軍での浮浪者を利用した物資の調達は、一般的なんです。

 他にも徴用したり、索敵や情報収集などにも使います。

 錬度や信頼性に問題はありますが、使い方ですね」


直樹:

「ほう……

 なんだかなぁって、気もするが。

 便利なのか?」


フリスト:

「ナオキちゃん。

 使いようだよ!」


ユミル:

「何かに使いたいんですか?」


直樹:

「うーん。

 今のところ、お金がないだろ?

 でも薪が、沢山欲しいんだ。

 食料で交換できるって、便利だろ?」


ユミル:

「薪を沢山?

 何に使うんですか?」


フリスト:

「ナオキちゃんが、この前、捕まえたおじさん。

 本の中で生活しているんだって。

 なんか火を使うのが、好きでいつも燃やしてるんだけど。

 それに沢山使うんだってさ!」


ユミル:

「へぇ……」


直樹:

「フリスト……」


フリスト:

「ナオキちゃん!!

 ご飯を早く食べて!

 遊びに行きたい!!

 早く! 早く!」


直樹:

「おぅ……」


フリストに急かされて、急いで食事をする。

ユミルに隠れて、出入口を開くと隠れ家に行った。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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