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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
71/124

輸送の仕事 おっさんの畑・14

直樹:

「あぁ、フリスト。

 良かったな!?

 もちろん、俺は信じていたぞ!

 これで、隠れ家に行けるはずだ!

 さ、さぁ、いこうか」


出入口を通て隠れ家に行くと、フリストも続けて現れた。



フリスト:

「何ここ!?」


直樹:

「あぁ

 冒険の書の、中の隠れ家らしいぞ」


フリスト:

「ナオキちゃんの手に持ってる本?」


直樹:

「あれ?

 見えるのか?」


フリスト:

「うん。

 見えるみたい」


従者になった影響なのか?



直樹:

「そうか、行くぞ。

 あと、ここでの事は秘密にしておけ」


フリスト:

「わかった」


隅の方におっさん達が、居たはずなんだが……

前回彼らがいた場所に歩いていくと、1人のおっさんがいた。



直樹:

「1番はいるか?」


6番:

「はい、今すぐに呼びに行ってきます。

 しばらくお待ちください」


すぐに1番から16人がそろう。



1番:

「領主様。

 ご足労ありがとうございます

 そちらの方は?」


直樹:

「従者のフリストだ」


1番:

「あぁ、確か私に食事をくださった……

 あの時はありがとうございます」


フリスト:

「はい、お元気そうで」


直樹:

「1番。

 必要なものは、わかったか?」


1番:

「はい、自分たちでまとめてみました」


欲しい物として、

1.荷車

2.布

3.壺

4.木箱

5.燃料

6.種

7.農具・肥料

が上げられた



荷車は3万ほどするのだが、作物を運んだり資材を運ぶのにどうしても欲しい。

布は衣類であったり、寝床や風呂敷のように物を包むのに使う。

荷車と布を使って、できたものを俺に渡したいようだ。


壺と木箱は、液体とそれ以外の保存や運搬。

荷車と組み合わせて使えば、色々と便利だろう。

種や農具・肥料は、作物を作るのに必要だ。



荷車・布・壺・木箱・農具は、破損しなければ長期に使用できる。

種は、採取が可能だ。

作物を収穫せずに、タネが熟すのを待てばいい。

肥料も排せつ物と作物の残りを利用すれば、多少は自給できる。

定期的な購入はしなくてはならない。



燃料が問題になる。

ここには木がないので、燃料は常に買わなくてはならない。

作物を可食できる状態にするには、加熱しなくてはならない。



直樹:

「俺の意見としては。

 荷車・壺・木箱・農具は揃えたい。

 大切に使えば長く使えるはずだ。

 次に布そして、肥料。


 燃料が問題だ。

 16人もいればかなりの量が必要だろ?

 作物ができても少量では、軍には買い取ってもらえない

 金が持たないぞ」


1番:

「そうですね……」

6番:

「節約ですかね」

11番:

「おいおい!

 主食の芋が食べられないぞ!」

3番:

「芋はあるのに、食べられず……か」


フリスト:

「ねぇねぇ。

 芋は沢山あるの?」


7番:

「ええ。

 主食にする予定だからありますよ」


フリスト:

「だったら。

 芋で薪を、買えばいいんじゃないかな?」


直樹:

「芋で薪は買えないだろ?」


フリスト:

「ナオキちゃん、何言ってるの?

 ここは首都だよ!

 山が近いんだから浮浪者たちが沢山、持ってるでしょ?」


1番:

「ええ!

 ヤニスじゃないんですか?」


直樹:

「ああ。

 俺は今、首都にいる。

 芋で薪が買えるのか?」


フリスト:

「もちろん。

 喜んで交換するよ。

 芋が余るんだったら。

 それで鶏を育てれば、卵が食べられるよ」


6番:

「畑は1時間で1日だから。

 1羽いるだけで全員……

 卵が1日一つは食べられるぞ!」


フリスト:

「ん?

 1時間で1日?

 みんなここから、出られないの?」


1番:

「領主様のご許可があれば、出られますよ」


12番:

「つがいで飼えれば、増やせないか?」


5番:

「それなら、飼料用の作物が必要なんじゃないか?」


7番:

「水を運ぶのが大変だぞ」


直樹:

「水か?

 水を撒く間欠給水なら増やせるぞ。

 噴水もな」


1番:

「え!

 あんな便利なものを増やせるんですか?」


直樹:

「あぁ。

 あれは金も、掛からないからな」


6番:

「えぇぇぇ!

 一番お金が掛かりそうなのに……」


直樹:

「置いてほしい場所に、バツ印を書いておけ。

 何日かしたら置いておく。

 これで、鳥は飼えるのか?」


1番:

「はい

 やってみます」


直樹:

「では、荷車に3万。

 壺・木箱に合わせて1万。

 布に1万。

 種と肥料に1万。

 農具に1万。

 鶏の飼料と種に1万。

 鶏に2万でどうだ?


 燃料は芋で、交換してくる。

 後日また、余裕ができたら購入しよう」


1番:

「よろしくお願いします」


直樹:

「よし。

 それでは、交換用の芋をくれ。

 荷物は噴水の近くに放り込むか。

 俺がここに持ってくる」



地面へとマントを広げて、芋を載せてもらった。

本へと取り込むと、フリストと2人で宿舎へ戻り、出入口を回収する。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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