輸送の仕事 おっさんの畑・12
直樹:
「報酬?
そんなの渡したか?」
1番
「はい。
体を魔法で治療していただいております。
あの状態から傷を治すなんて。
一体いくら払えばよいか……
見当がつきません。
それに脱走兵である我々を。
安全な場所へと匿ってもらっています」
直樹:
「そういうことか……
何か聞いておきたい事はあるか?」
5番:
「領主様……
税はどのくらいでしょうか?」
直樹:
「わからん。
そっちで適当に決めてくれ!」
2番:
「え!!
それは……我々では……」
直樹:
「まずは、お前達の生活を整えるのが先だ。
すまないが、俺は金が無い。
1番!
予算は10万。
必要なものをリストアップしておいてくれ。
しばらくしたらまた来る」
1番:
「領主様
予定では、何時ごろ戻られますか?」
直樹:
「昼食を食べてからだから……
14時前ぐらいかな?」
1番:
「わかりました」
2番:
「時間が無いぞ!」
12番:
「早く話し合いを!」
4番:
「畑に行けば、時間増えないか?」
13番:
「それだ!」
10番:
「それだ!」
賑やかになっていくのを放置して宿舎に戻った。
フリストが恨みがましい目で、こちらを見ている。
フリスト:
「ナオキちゃん。
1人で何遊んでたの!?」
直樹:
「いや……
遊んでは無いぞ」
フリスト:
「いいや!
ナオキちゃんからは、遊んでいた匂いがする!
1時間も何してたの!?」
直樹:
「匂いって……
お前どんな生き物だ?
隠れ家に行くって……言ったよな?」
フリスト:
「俺様は、行けない!
自分ばっかり!!」
直樹:
「しかし……
入れないのは、俺のせいじゃないぞ!」
フリスト:
「何か、方法はあるでしょ!?」
直樹:
「ユミル!
魚を売り行くぞ!
あと食事。
フリストさんは?
お留守番……?」
フリスト:
「行くに決まってるでしょ!!!」
前回と同じ、持ち込み調理可能の店に行って買い取ってもらう。
海鮮2壷で13万と食事無料で交渉は成立した。
3人で美味しく食事をして、宿舎に戻ったはずだったんだが……
フリストが出入口の上に立っていて邪魔だ。
フリストさんが、荒ぶっておられる。
直樹:
「フリスト。
邪魔だ!
そこを退け!」
フリスト:
「ナオキちゃんだけ。
遊びに行くつもりでしょ!?」
直樹:
「いや……
俺は仕事だぞ」
フリスト:
「俺様の仕事は、ナオキちゃんの警護だ!
連れていけ!」
直樹:
「でも、お前は入れなかったろ?」
フリスト:
「何か方法はあるはずだ!」
直樹:
「俺には、約束があるんだが……」
フリスト:
「方法はある!
自分をもっと信じるんだ!」
直樹:
「お前は信じすぎだ……」
フリスト:
「俺様の辞書に不可能は無い。
不可能という文字は、愚か者の辞書にのみ存在する!!」
直樹:
「まさか。
こんな馬鹿そうな奴から、その言葉を聞くとは……な」
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「おっさんの隠れ家に、馬鹿を1人連れていきたい。
方法はあるか?」
A:従者としてお連れください
直樹:
「従者なんだ……が。
入れなかったぞ」
A:従者登録はされましたか?
直樹:
「従者登録ってなんだ?」
A:<従者登録>をご覧ください
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おっさん達との出会いが原因か?
ペラペラと本をめくる。
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