表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜  作者: 櫛田こころ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

750/754

第750話 知らない食べ方(ハヤシライス編)

 予想はしてたけど、エディはお忍びの姿で『スバル』の賄い時間にやってきました。



「……ケント。これ、なんて飯??」

「ハヤシライス」

「……ハヤシ??」

「由来は諸説あるけど。お米にかけて食べるご飯だよ」

「ほーっ!」



 今日もまたお城でのお仕事を頑張ったのかで、お腹がぐーすか鳴っているもんね? 城下町の様子を見に来るのはいいけど……僕のご飯とかポーションパン目当てでやってくるのは、どこから情報を得たのかな?? 魔法蝶は特に飛ばしていないのに。


 とりあえず、牛肉っぽいお肉と玉ねぎだけのシンプルハヤシライスを作ってみたんだよね? あれはルゥがなくてもお師匠さんと共同開発したウスターソースがあれば、デミグラスソース作れなくてもなんとかなっちゃうもの。ケチャップの方はもともとこっちにもあるソースだからどばっと入れて酸味をつけている。


 あと、コツは色々あるけど。バターとか乳製品入れるとコクが出ます。



「……今日の賄いは、ハヤシライスぅ!!」



 そして、お師匠さんは安定の号泣なのでここはスルーしておこう。


 今日も今日で、こっちに炊き出しがあると分かれば来るんだもん。レイアさんのご飯はいいかと思ったが、そのレイアさんも食べてみたいとかで来ていたんだよね? カレーの話にも興味津々とかで、ジェイドから今日の話も聞いてたみたい。


 たしかに、奥さんとしては興味あるといえばあるだろうね。



「わぁ。本当に、お米に汁物?がかかって」

「とろみをつけているので、スープとは別物ですね?」

「そうなんですね。ヴィンクスさんの好きな料理と聞いて、ちょっと興味があって」

「カレーもいいですけど。こっちのが作りやすいですよ? あとでメモ渡しますね?」

「ありがとうございます」



 で、いざ食事のタイミングになったら、あっちこちから『美味い』『美味しい』の声が上がるから嬉しいのなんのって。


 市販のルゥとかのまろやかさには欠けるけど、トッピング次第ではカレーに負けず劣らずないい感じに仕上がったと思う。お代わり合戦はエディとお師匠さんで開始のゴングを鳴らしかけたが、そこは僕が待ったをかけての鎮静化で終わりを迎えたのも昨日と同じ感じに。



「ケント~。俺にもレシピ教えてくれ~~。家で作る!!」

「……いいけど」



 エディの場合は、ほんとはお城の厨房に頼んで作らせるんだろうなあ……。僕の普段使いより数倍グレードの高いお肉とか野菜とかで作ることになるだろう。ウスターソースだけはお師匠さん秘伝のだけど、そこばかっかりは自作だとまだまだ大変な調味料だからね?



「今日のも美味しい……」

「ああ。おかわりしたくなるな……」



 それはそれとして、バイトふたりにも喜んでもらえてなによりだ。普段はパンが多いから、余計に米食が不思議に思うはずだもんね?


 こっちの世界だと、パスタや麺料理についてもあんまり需要が少ないから……ウスターソースでお師匠さんが次に言い出すとしたら。


 ジャンクフードを掛け合わせた、『焼きそばパン』とか『お好み焼きパン』とか出てきそうで怖いなあ……。ちらっと、お師匠さんを見たけどおかわりしたハヤシの方で夢中になっているから気づいてないぽい。



(でも、気になるし……ロイズさんに少し聞いてみようかな??)



 雪解けの季節まで、あとひとつきと少しくらいだけど。


 新メニューに、そういうものを加えたら……また賑やかになることを予想しつつも、楽しくなるだろうと思っちゃうんだ。もう二年目を越えそうだからね? 僕がこの異世界に来てから。


更新忘れてましたぁああ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ