神蟲急襲(12)
先程まではソルジャーとキャプテンと同じ黒と黄色と見慣れた配色をしていたがマーシャルになったその姿は赤と黒の配色になり身体もジェネラルの時より一回り小さくなり顔は人により近づいている
桜太(なんだ…さっきより凄いプレッシャーを感じる)
ルドン「さぁ やろうか!」
桜太「そうだな!」
桜太の耳を何かが掠め後ろの壁が壊れる
桜太「痛っ なんだ…?!」
ルドンの方を見ると手に持っていたはずの槍が無くなっている
ルドン「外したか…」
桜太「ハハ…マジかよ… 予備動作が見えないとは…ね」
ルドン「【蟲力闘拳】」
ルドンの背中から腕が2本生え4つの拳に緑色のオーラを纏う
桜太(え…何それかっこいい)
桜太「どんなものかよく分からないけど こっちも負ける訳にはいかないんでね 【先覚】」
ルドンが段違いの速さで近づき「【蜂突き】!!」という技を繰り出す
桜太は先覚で来る事が分かっていたが受け流そうにもルドンの速さに身体が追いつかずギリギリでガードの姿勢をとり刀で攻撃を防ぐがあまりの威力に壁際まで吹き飛ぶ
桜太「う…なんて威力だ…腕が痺れてきた」
ルドン「防いだかだが次は当てる!! 【乱れ蜂突き】!!」
桜太は4本の腕を使った豪雨のようなルドンの乱撃を【先覚】で感知しスレスレで避け続ける
桜太(避け続けるだけじゃダメだな 隙を狙わなきゃ)
ルドン「ガードするのも無理だと判断して避けに徹するか だが避けるだけでは何も変わらんぞ」
桜太(どうしたもんかなぁ…ん? なんか僅かに遅くなってないか?)
ルドン「どうした? 避ける事しかできなくなったか?」
桜太(確実に遅くなってる そうかまだ新しい力に慣れていないから疲れやすいのか!! じゃぁこのまま隙を突く)
桜太『仙樹流 夏 百日紅二太刀滑撃』
ルドン「ぐぁ!」
ルドンの疲れによる隙を見つけ滑撃を当てる
ルドン「やはり名を得て進化して強くなったと言ってもそう簡単には行かないか」
桜太「そうだな そう人生甘くは無いよ」
ルドン「フッ 俺の場合は蜂生だがな」
桜太「ふっ」
ルドン「どうした?」
桜太「いや ごめん まさか戦いの中で敵と談笑するとはな」
ルドン「ふははは いやなんか楽しくてな 」
桜太「そうか 俺もだ」
お互いに見つめ合い両者共に目付きが変わる
ルドン「じゃぁそろそろ全力で行こうか」
桜太「決着つけよう」
両者共に凄まじい気迫を放つ
ルドン「蟲力全開 そしてブシャル様が与えてくださった神域の力を混ぜる」
桜太「何をブツブツ言って…?!」
ルドンの気の強さがさらに増す
桜太「なんだこの威圧感…」
ルドン「【混神蟲力】」
ルドンの拳から身体全体に緑色のオーラが広がり身体の色が白と黒に変わる
ルドン「これが俺の本気だ!!」




