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魔女の呪いの行く末は  作者: 露(つゆ)
伊草 真央編
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22/26

第5話 ~愛してる~

 もう、推理はいらない。


 パチン。

 景色が変わる。水族館だ。

「今回もよくやったね」

 リーリアはいつもの如く荷物もまとめて運んできた。

「この世界の君達は自由だ」

 わかってる。きっと私にはまだやるべき事がある。でも……。

「き……」

 聞いた事のない男性の声が聞こえた。まさか……!

「私は退散しよう」

 リーリアはふわりと消えていった。

「きゆ……き……」

「真央さん……!」

 確かに、確かに真央さんが口を動かした……!

「季行……俺……呪いが消えたら一番に伝えたかった事がある……」

 私の目から涙が零れる。

「季行、愛してる」

「私もっ! 愛してるっ!」

 私は真央さんに抱きついてわんわん泣いた。


 これからどうするか? 決まってる。今まで通り略奪行為を繰り返して生きていくのだ。

「季行、疲れたら抱える」

「真央さんがもうちょっとペース落としてくれたらいいの」

「めんどくさい」

「馬鹿」

 地獄へは、あなたと一緒。この愛すべき不器用と。

「俺、もう我慢しないから」

「何を?」

「キスとかセックスとか……えーキスとかセックスとか」

 私は呆れながら真央さんの手を取った。まあいっか。

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