第13話
本話より、「」の前後に、最低1つの改行を入れる構成にしました。
(以下、例のために別で作ったショートストーリーです。)
【変更前】
ティアがルークに言った。
「ねぇ、なんで?おかしいって、絶対!」
さらにイリアが追い打ちをかける。
「魔力が化け物レベルだからって…ずるいじゃない!」
【変更後】
「m…申し訳ありませんっ!お嬢様。」
俺は、つい反射で返事をしてしまった。
「その有り余る魔力を、せめて有意義に使ってくれないかなぁ…。」
そんなことを言われましても…。魔法の詳細制御なんて、まだ習ってませんし…。
昨日はクロムさんという人が来た。
中性的な見た目で、白っぽい髪の毛をした人だった。これで、耳が尖ってたら、エルフと間違えるところだった。
彼が言うには、時間旅行者らしいのだが、それを聞いて、つい気になって、ペラペラと長文を喋ってしまった。
友達にドン引きされたが、まあ、それはそれとしておいておくことにしよう。
…あー、そうだなぁ。
今日と明日の二日間は、学園が休みの日だ。
何をしようか。
ちょっと遠出したいところだな。
ちょうど、俺の騎獣は「電車」で、旅行に向いてると思うし。
「これはなんか企んでるわね?」
なぜにそうお思いで?
「いや別に?」
「この顔はねぇ、どっかに出かけようとしてる顔かな!」
そんなに顔に出てたか?俺。
…そんなことないと思うんだけどなぁ。
「ま、出かけるんなら連れていってよ?」
「積載量オーバーだが?」
「私知ってるよ?ルークの乗り物が電車だってことをね!確か、一般的に、一車両あたり50〜60人は余裕で乗れるはずなんだけどな〜。」
チッ、バレたか。…とはいえ、普通に1人乗りサイズに変更することもできるんだけどね。確かに、広々サイズにして、ゆったり一人で旅行したかったのもあったけどね?にしてもさぁ…。
「はぁ〜。連れてってやっから黙ってくれ。」
「えっ?なになに?なんか言った?」
「イリア様に見つかるからっ…て遅かったか…。」
「あたしも連れてってよ?」
「はぁ〜。」
結局、俺、ティア、イリア様、ラノン君の4人で、今まで行ったことのない、最近発生したダンジョンに向かうことになった。
本当は一人でゆっくり研究したかったんだけどなー。
ま、楽しむしかないか。一人で行くのと別の楽しさがあるでしょ。




