オマケの中のオマケです・・
コレは魔物の封印前日の話です!! 〜睦〜
ガチャとドアを開けるとそこは、書物が山積みになっていた。オレがキョロキョロしているとここの持ち主が声をかけた。
「ねぇ、人の部屋に入る時はノックくらいしなよ・・・」
「あっ!すいません。零さん。少し相談があったもんで」
ここの持ち主はあの零さんなのだ。ソファには猫が寝ていた。零さんの猫だろうか・・・?
「ここのシュミレーションの事なんですけど・・・・」
こんなちょっと気まずい時間は流れていった。でも、零さんは少しオレに気を許してくれたと思うんだけどな・・・。
「これで、質問は終わり?君質問多すぎるよ・・・」
「あと一ついいですか?オレの事名前で呼んでくれないんですか?」
そう云うとオレに零さんの黒く澄んだ瞳が向けられた。あぁ、睨まれてるんだオレ・・。
「良いですよ!別に・・。ずっと君と呼んでください。オレ帰っちゃうかもしれないのに・・・」
そう云ってオレは猫のいるソファに座った。もう睨まれたっていいもん。そうすると猫が起き出してオレのことを舐めて来た。可愛いじゃないか!!
「ふぅ〜ん・・・君、いい感じだよ・・」
「はい?何の事ですか?」
オレは猫を撫でながら返事をした。にゃぉと鳴いた猫を撫で零さんは出て行った。あることを云って・・。
「じゃあ、睦、僕はどっか行ってるからその猫をよろしくね・・・」
「あっ、はい・・・・・って名前呼びましたよねぇ!!名前・・・」
ドアの方を向くともう零さんは居なかった。何で、呼ばれたのかは分からないが嬉しいな!!
兵士さんに聞いてみたが、零さんに名前を呼ばれるためには本当に認められるか、少し認められてあの猫に懐かれるかだそうだ。オレは猫に懐かれたから名前で呼ばれたのか・・・・。
そんな睦の一日でした・・・。




