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母
「どうしたの?」
そう母さんが謂う。
「僕だよ、タケルだよ。」
「そう。」そう言い母さんは泣いていた。
「どうしたの?」
「いえ、あなたが生きているだけで···」
「ミツキは?」
「あの子は、いなくなったの····お兄ちゃんを追いかけて····」
「そっかあ····」
「何、食べたい?」
「そう·····カレーを。」
「いいのよ。作るからね。」
穏やかな時間が過ぎる。
戦争、ユウラ、そうして今の時間。
僕は、ほっと一息ついていた。
「お母さん、聞いてよ···」
そう言い僕は母さんに色々なことを話した。戦争のこと、ユウラのこと、ヤマイ大佐のこと、行軍のこと。
「そうね。タケル。強くなったね。」
そう言われて、ふとお父さんのことが気にかかった。
「お母さん、お父さんは、立派に闘ったんでしょ?僕、お父さんのことをもっと聞きたい。」
「そうね。お父さんは、ハンサムでね、内気な人で····」
そう馬鹿な会話が続く。
「僕、お父さんともっと話したかったなあ····」
「····実はね、ずっと言えなかったのだけれど···お父さんは生きているの····」
僕は衝撃を受けた。
「どうして?どこにいるの?」
「それはね、·····魔法の国ドルチェ····」
やっと終わりましたね。また書きます。




