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秘密
夢を見る。夢のことは、現実にいる時には、すっかり忘れている。
誰か、軍の大佐のような感じがする。
「······」
何を言っているのか分からない。
「軍を頼む·····」
そう言った。
僕は、その時それが未来のことだと確信した。
目が覚める。目覚めると、忘れてしまうがなぜか涙が込み上げていた。
また戦闘の訓練が始まる。
「チャリオット!」
「訓練お疲れ様です。タケル。」
「タケル。上手くなったな。」
「タケル、チャリオットの扱い、もっとうまくなれ。戦争になれば、必ず勝たなければならない。準備が大事だ。男なら歯を食いしばれ!」
「タケル、抱いていくか?」
そう彼女に名前を呼ばれるだけで·····
この日々が、永遠に続けばいい。ずっとそう思っていた。
「タケル、そんなに私を抱きたいか?私のお母さんの方が抱かれるのも上手いぞ。」
「僕は、ユウラともっと話していたい。君だってそうでしょう?」
「私は、タケルと話すの、キライじゃないよ」
「僕は君のことが·····」
「何?」
「いや、なんでもないよ。」
「タケル、男だろ?女には、秘密があって、それがばれたらあ、去らなきゃならないんだ。」
「秘密?」
「ふふ、そうね」
僕は人生の中の甘美な時を過ごしている。しかし戦争は否応なしにやって来るのだった。
やれやれ、だね。タケルってH。




