傷の跡が穏やかに咲いていく。

アルタイルという世界に、魔力というもので身体能力の活性や技能を教わる主人公は、ある日、ある本に体当たりされる。
その本は無数の世界が記されており、読んでいると、光を帯びる契約の模様が浮かび、行ってみたいと思い契約したら奇妙な生き物と出会う。
そこでこの生き物が体の中に入る契約だったと知り、気を失う主人公の体は、それ程変わった事を可能にする裏返しでもあった。
そんな出来事から、身に付けてきた戦略が試されると知らず、漂流している冒険が幕を開けようとしていた。

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