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私は無関係です!  作者: あやめ
無関係だと思いたい
10/37

続缶詰め

あれから丸3日

ホテルの部屋から出ていない

というか出してもらえない


あの3人からの連絡もないし

お母さんや妹にもかけてみたけど

繋がらなかった

(ちなみに会社にはインフルエンザだったということで更に一週間ほど休みたいと連絡を入れておいた)



外出しようとドアを開けたら

必ず誰かがいて部屋から出るなの一点張り

『白川さんの安全のためですから』と言われても

なんだか監視されてるみたいで嫌だ



いわゆるここはスイートルームだと思う

ベッドルームが2つにキッチン

広いお風呂にサウナまでついている

それにリビングの向こう側にはなんと

プールまである(水着ないから泳げないけど、あったとしても寒くて入れないけど ※現在10月)

それに!

ルームサービスのご飯はとっても美味しい!!

と、この上なく贅沢な日を過ごさせてもらっている



『でも、ずーっと1人でこの部屋にいるのはさすがに暇だわ』


それにどうしても自分で買いに行きたい物がある

もうすぐ1ヶ月に一度のあの日がくる

そう、女の子の日だ

流石に男の人に生理用品を頼むのは憚られる


なので!

『よし!脱出しよう!』

と言っても買う物買ったらすぐに戻るつもりだけど


杏は早速、脱出ルートを考えた

普通に部屋を出ようとすれば必ず見つかる

しかしチャンスはある!


毎日掃除のおばちゃんがシーツを交換しに来る時

大きな台車を持ってくるのだ

使い終わったシーツを大量に入れるために

ひと1人は余裕で入れる台車だ


『あれに乗り込んじゃえば…

よし。明日おばちゃんがシーツを替えに来た時がチャンスね。』




次の日の朝

おばちゃんが新しいシーツをベッドへと

敷いている隙に台車へ忍び込んだ


そして杏はまんまと部屋から脱出したのである

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