呪法の正体
ヌシ様の家にある巻物が有りソレが鬼の呪法
人を鬼に変えたモノの正体に近づくヒントになると
渡された…だがソレは俺達が思っていたモノでは無かった、土蜘蛛の伝承…殺した者が数日中に鬼になり
嘆き悲しみ暴れ悪鬼になるというモノそしてソレが
位の低い民が惨殺されソレの血や死体により細菌感染が起き奇形化や皮膚の変色がおきたと予想される
あまりに酷く今回の事件とは結び付かない内容だった
「こんな事が実在したのか?」ヌシ様は頷く
「振り出しに戻ったな……」俺がそういうとジンロが
「いや感染じゃなきゃ…関係有るかも?」首を傾げ
「どういう事だ?」少し考えて話し出す
「祝杯に何か入ってたんじゃないかなと思ってね
ホラ黒鬼になった人達みんな酒をソレも…
ワインを飲んでたじゃない?」確かにだが…
「酒は分かるがワインだけを飲ませる事なんて
どんなマジックを使ったんだ………?」そう言うと
「種明かしはこうだよ………まずは名産品のワインと
そこそこ良いビールをセッティングします!!ワインはグラスを配り銘柄と年代を言い注目を集める価値が上がるパフォーマンスさ、でもビールは樽の氷水にジャボンで終わり数はあるけど余程のビール好きしか飲まない私だってそうする………最後にねパクった瓶見たら何と絶版の超高級ワイン、飲まないヤツなんて怪しんだ私達ぐらい、誰だって飲む!飲まないけど」
確かに筋が通ってるこんな方法があったとは
いやだからこそ気になる点が有るんだが?
「そんなすぐ絶版のワインだって分かるのか?」
親指を立てジンロが言う「この国でワインの銘柄が
わからない人は少ない全体の三割ぐらい!!何故なら世界有数のワイン国だからスナックマスターなら
知っておくべきだよなぁ!!知らないの?」
そういえば向日葵さんが言ってた気がする………
酒にうるさいジンロらしい推理だ…やるな………
寝ていたニコが起き上がり聞く
「終わった?」まだ眠そうだ
「おこしちまったか悪いな………」首を横に振り
「おきてた…」「え?………いつから?」
「種明かしはこうだよ…の所……」
案外気づかないもんだな?
「おばあが料理するから…座っときなさいね……」
その日の晩飯は素麺チャンプルーとアシテビチだった
「うん美味いな」取り分けた素麺を啜る
「美味っ!!ビールが合いそう」「仕方ないねぇ…」
「美味しい…」「主よ骨取りましょうか?」
ロキは騒ぐ鼠を連れ近所のソーキそばを食べに行っていた、ほんと美味いな……レシピを聞いておこう……




