夢現ピエロの大魔術
現実にある武器があります使わないように
始まりの街近郊の森通りかかった行商の鉄馬車遠くで
ケラケラと言う声がする
「鳥か?奇妙な声だなぁ…」
運転士が呟いたカカカカカと言う音も聞こえてきた
「近づいてる……」
後ろに乗って居た冒険者が呟く
運転士が大カピを止め降りて警戒すると木陰から人形が覗いている一体ではない
「グアッ!?」
服を着た兎が通り過ぎざまに脚を切り付け時計を見る
運転士が「何だコイツは……」
冒険者が鉄馬車を降りると数匹の蛇が木から落ちてき、慌てていると小人がヒモでがんじがらめにしてくる捕まった冒険者はもがき叫ぶが声がでない
「やあどうも…ピエロのジョーカーでございます残念ながら皆様の金品と食料そして黙っていただくため残念無念………命もいただきます」
運転士も絡め取られもがく「ピエロ的に君が先だね」
冒険者の首を密林用ナイフで掻っ切る
「切りにくいけどピエロよりカラフル……」
次に運転士「君は金持ちかい……」
手を振り次に手首を密林用ナイフで叩く
「イヤイヤ腕が落ちないねぇ…手かな…
足かな…手かな?」
止めろと言わんばかりにもがく
「切り…憎い」商人や金持ちへの恨みを込める
「けらけらけらけら」と笑う声が森に響く
その数日後遺体が見つかりギルドに討伐依頼が
出まわり俺のにも依頼が来てた森は街から40分程
かなり危険な状態だ
「この布まさか……」
俺が恐る恐る聞くと帝国騎士団のメンバーが
「まだ死体回収出来ておりません」やっぱり……
足跡だらけで逆に犯人を絞り込めないように……
考えても判断しにくいな本当にジャックという男の
単独犯のした事か?他にもいるはず…ただの強盗ならば痕跡が多すぎるし殺しなら鉄馬車を降りる泊り用の
小屋で一人づつ殺せば良いううんと唸ると背後から
ジンロが「怨恨かなぁコレは」俺は「え?」と聞く
「被害者は初めてでもほら逆恨みや商売の邪魔だったり遠い家族の恨みだったり色々あるよ」
誰に恨まれてるか分かんないな
遠くでけらけらと声が聞こえている
「みんな鉄馬車に戻れ」
何か嫌な予感がする辺りを見渡すと
「やぁ君異世界人だね?同じよしみで逃がそうか?」
背後から声がする振り向くと
パンダ顔の男が居るジンロは無事だが騎士団の青年が
鎧ごと何かで刺されたようでグッタリしてる
針か?いや大きい「アイスピックだようまく刺されば そこらの剣やナイフより殺傷力があるから」
前え腕を弾き押すように刺してくる
横から腕を殴りアイスピックと腕を敵がわに押し込み刺そうとする敵はアイスピックをはなし
どこかから密林用ナイフを出す身体を反らして避けその反動を使い上から両手で叩く
「ぐふっ」よし当った
「ぐふふふふふふふひっ」何だコイツ「ひっひっひ」
俺はスキル防御拳術を叩き込むが
「チッチッチッピエロに それは効かない………」
手応えが全く無い外した訳じゃ無い骨や肌の感覚がない何かに当たったが
肌、筋繊維、皮膚、骨どの感覚もない
「お前人形だったりするのか?」疑問を投げかける
「手品のタネを言うと思うかいピエロだよ?」
スキル加速連撃をで顔を狙うピシッと顔がひび割れ
顔半分が崩れ真っ暗な空洞があき何かがキレた
「本気のジョーカー様をみそらせぇえ!!」
辺り一面何体ものピエロが襲いかかるが
「手品の次は忍術かレパートリーに一貫性が無い」
数体にスキル加速連撃を叩き込み殴り砕く
指でクイッと誘い
「何体でも倒し切ってやるよ…こいよ、
道化師さんよぉ!!」
「道化師じゃ無いピエロだ!!」




