潜入中あんたあの子(のっぺらぼうのおっさん)の何なのさ
多少刺激の強い描写があります
「ブラザーって何ですか?知合いなんですか」
女性はニヤつき「人類同じ場所から生まれたまぁ
ブラザーさ他に何か引っかかるかい」
「はぐらかさないでくださいよ…」
「聞いて良いのかい」ハイボールをチェイサーで回すコチラを向き「異世界人のけじめは異世界人でつけろ」はっ?「呼ばれた理由だよ私達は能力を悪用する
異世界人を切って千切ってぶっ放して殺す為に
送られたんだ、選ばれたわけじゃ無くトバッチリさ」
何だそれ?「此処の領主も異世界人だ離れ国に
金で雇われた芯の無い大喰らい有っても糞みたいな
芯だ私が特攻するお前が殺せ」は?同じ世界の人間を?俺が殺す?何言ってんだ?
「私達しか出来ないはずだ」初めて会って、は?
「お前が殺せよ…」言葉が勝手に出た……最低だ
「分かったよ…期待してゴメンね…」
金貨を数枚置き扉を開け歩いて行く
「その……アヒージョ食べちゃってよ」
そんな言葉では無い筈だ落胆しただろう失望しただろうただ、どうすれば良かったんだ………
いや既にある捕食者特効の包丁これを使えば
ただ俺に二人目を殺せるのか………
特攻の時間が刻一刻と近づいてゆく
「そろそろ着く頃か」俺は決心した自分がすべき事
どうしたいのかを…拳を握り「さっ行くか」
迷ってる暇も意味も無かった




