最後のピース!
誰かに見られているような感覚は本当に気のせいですか?
さぁ、繋ぎあわせてください。あなたの世界のすべてを……
『なんだ。お前すごいな。ずいぶんおとなしくなってるじゃないか』
『すごいじゃないだろ。お前がアレを勝手に俺の作品に放り込んだ時はどうなるかと思ったよ』
『何言ってんだ。よそ見してるからだろ』
『ひどいやつだな。これでもかなり手をかけてるんだぞ』
『まぁまぁ。どうせそっちの世界も駒が暴走して秩序を失ってただろ?』
『あぁ、だから新しいルールを与えてやったんだ。おかげで次のサイクルまで持ちそうだよ』
『そうか。すごいなお前は。こっちは全部壊したせいで一から作り直しだからな』
『それも楽しみ、だろ? まぁ、同じ失敗は繰り返さないようにしろよ』
『本当そうだよな。もう馬鹿にされるのはごめんだ』
『そうか、あの騒ぎを見てた連中に未だに笑われてるもんな』
『そうなんだよ! 創った物から攻撃された情けないやつってな』
『あぁ、でもその手は思ったより早く出来上がったじゃないか』
『そりゃそうだ。手のひとつくらい何てことないさ』
『それもそうか。でも、もし手じゃなくて……を狙われてたらお前は消滅してたってことを忘れるなよ?」
『当たり前だ! もう二度とアレをこっちに出したりするもんか。他の奴にも注意するよう言っとけよ』
『もう言ってあるよ。当たり前だろ?』
『ところでお前、新しいルール創ったにしてもそんな簡単にアレが鎮まるのか? 俺たちを破壊しようとした奴だぞ?』
『あぁ……そんなの簡単だよ』
『簡単? あの小ささであれだけ暴れたんだぞ?』
『はっ! あんなの何てことないって自分で言ったんじゃないか』
『それはそうだが、あんなことは初めてだろ? やっぱり消しておくべきだったと思ってたんだがな』
『せっかく創ったんだから最大限に楽しまなきゃ駄目だろ?』
『って言ってもなぁ。自分で創っといて何だが手に余ってしまって』
『情けない話だな。創り主のくせに』
『そうだけど……なぁ、いいかげん教えてくれよ。一体何をしたんだ?』
『あぁ、聞きたいか?』
『何度もそう言ってるだろ。今後の参考に、な』
『しょうがないな。本当に簡単なことだよ。アレにな、ちっぽけな駒をひとつ与えてやったんだ。たったそれだけのことさ』
『あぁ……そういうことか……』
奴らは本当に単純で
扱いやすい、ただのオモチャだからな
終
終幕?
そんなものがこの世界に存在すると思っているんですか?
あなた……永統弄続注意ですよ!




