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少し短いぞ?
嫌なタイプなら相手しなければいいんだわ。
というわけで回れ右&ダッシュ!
「それじゃあ、またどこかで!」
「あ、ちょっ!あなたたち!追いかけますわよ!」
声に反応して少しだけ後ろを向く。
見ると、相手は重そうな鎧を着けているのが嘘のように速い動きで、こちらへと走ってきている。
つーか俺の方が先に走り出したはずなのに、距離が縮まってるんだが!?
アイツら速すぎじゃね!?
「待ちなさい!」
「待てと言われて素直に待つやつがいるわけねえだろーが!」
そんな泥棒みたいなことを言いつつ、俺は逃げる。
だがあちらの方が速いからか、そろそろ追い付かれそうだ。
「つーわけでこれでも受け取っとけ!」
「ちょ、え?プレゼント?」
更に詠唱を始めつつ、俺は足を動かす。
さっき投げたプレゼント箱には、相手が近づくと『サンダーハンド』が円を描くように発動するようにしてある。
これを相手に向かって投げたら、相手が近づいた判定になって発動する。
これだけで足止めできるとも思わないので、更に『アッシュフォール』を詠唱しているわけだ。
と、そこまで考えたところで『サンダーハンド』が発動した。
「なっ!?これは『サンダーハンド』!?」
「まだ詠唱しているはずですよ!?」
「それに手の動きが一致していません!」
「追加だ!『アッシュフォール』!」
『サンダーハンド』に気をとられている内に、『アッシュフォール』を敵に当てる。
更に『ファイアボム』のプレゼント箱を投げる。
こっちも相手が近づくと発動するタイプにしている。
さっき使った感じ、こっちのタイプの方が使いやすいことに気づいた。
そして『アッシュフォール』と『ファイアボム』の会わせ技、粉塵爆発が発生する。
あとは……逃げるんだよー!!
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よーし、なんとか逃げ切ったな。
“またどこかで”とは言ったものの、アイツらしつこかったからもう会いたくないわ。
「ハァ……。疲れた……。」
VRだから疲れないはずなのに、なんか精神的に疲れたわ。
そういえばアイツらあれでやられてくれたりしてねえかなー?
メニューを開いて残りプレイヤー数を見てみる。
残りプレイヤー数は、9人だった。
つまり誰もやられてない、と。
アイツら地味にレベル高いな?足も俺より速かったし。
「はぁ、これからどうすっかなー。」
「死んじゃえばいいと思うよ?」




