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VRMMOで『封印術士』始めてみました!  作者: 自信だけはある白豚
十五日目
79/89

77

11/??

少し短いぞ?

嫌なタイプなら相手しなければいいんだわ。

というわけで回れ右&ダッシュ!


「それじゃあ、またどこかで!」

「あ、ちょっ!あなたたち!追いかけますわよ!」


声に反応して少しだけ後ろを向く。

見ると、相手は重そうな鎧を着けているのが嘘のように速い動きで、こちらへと走ってきている。

つーか俺の方が先に走り出したはずなのに、距離が縮まってるんだが!?

アイツら速すぎじゃね!?


「待ちなさい!」

「待てと言われて素直に待つやつがいるわけねえだろーが!」


そんな泥棒みたいなことを言いつつ、俺は逃げる。

だがあちらの方が速いからか、そろそろ追い付かれそうだ。


「つーわけでこれでも受け取っとけ!」

「ちょ、え?プレゼント?」


更に詠唱を始めつつ、俺は足を動かす。

さっき投げたプレゼント箱には、相手が近づくと『サンダーハンド』が円を描くように発動するようにしてある。

これを相手に向かって投げたら、相手が近づいた判定になって発動する。

これだけで足止めできるとも思わないので、更に『アッシュフォール』を詠唱しているわけだ。

と、そこまで考えたところで『サンダーハンド』が発動した。


「なっ!?これは『サンダーハンド』!?」

「まだ詠唱しているはずですよ!?」

「それに手の動きが一致していません!」

「追加だ!『アッシュフォール』!」


『サンダーハンド』に気をとられている内に、『アッシュフォール』を敵に当てる。

更に『ファイアボム』のプレゼント箱を投げる。

こっちも相手が近づくと発動するタイプにしている。

さっき使った感じ、こっちのタイプの方が使いやすいことに気づいた。


そして『アッシュフォール』と『ファイアボム』の会わせ技、粉塵爆発が発生する。

あとは……逃げるんだよー!!


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


よーし、なんとか逃げ切ったな。

“またどこかで”とは言ったものの、アイツらしつこかったからもう会いたくないわ。


「ハァ……。疲れた……。」


VRだから疲れないはずなのに、なんか精神的に疲れたわ。

そういえばアイツらあれでやられてくれたりしてねえかなー?

メニューを開いて残りプレイヤー数を見てみる。

残りプレイヤー数は、9人だった。

つまり誰もやられてない、と。

アイツら地味にレベル高いな?足も俺より速かったし。


「はぁ、これからどうすっかなー。」

「死んじゃえばいいと思うよ?」

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