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VRMMOで『封印術士』始めてみました!  作者: 自信だけはある白豚
十五日目
70/89

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「ハロー、エブリモーニング!GMのジーシーだ!今から説明するから、よーく聞いとけよ!」


上から降ってきた表彰台に乗っていた一人のイケメンが話しだした。

どうやらGMらしい。

いや、今思い出したけどハローってこんにちはって意味じゃなかったっけ?

こんにちは、毎朝っておかしくね!?


「まず最初に言っておくけど、あのダイナマイトはここに転送するときの演出だからあんまり気にしなくていいぞ!」

「いや、気になるに決まってんだろ!?」

「「オーケー、なら気にしないさ!」」

「なんで気にしないんだよ!?」

「よーし、お前らの物分かりがよくて助かるなぁ!」


いや、若干1名いるんだけど!俺がいるんだけど!

無視か、無視なのか!?


「それじゃあ、今から始めようか!いぇーーい!お前ら、覚悟はできてるかーー!」

「「「ウェーイ!ジャス!ティス!」」」

「サンシャイン○崎多すぎるだろ!」

「元気がいいな、お前ら!」

「「「いやー、そんな褒めるなよ。恥ずかしいじゃねーか。」」」

「なんで、さっきから一言一句違わずに重なるんだよ!お前ら実は打合せしてたろ!あと褒めてねーよ!?」

「ツッコミしてるお前も大分スゴいと思うけどな!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~


というわけなんだが、分かったか?

分かんなかったとしても、これ以上は俺の語彙力云々がないから無理だな。


「さてと、回想も終わったし本格的に説明に入るか!」

「メタいことを言うなよ!」

「「回想ってなんだよ?」」

「えぇい!お前らは知らんでよろしい!」

「「納得いかねえなぁ?」」

「いや、なんでダイナマイトは気にしてないのにこれは気になるんだよ!」


ダイナマイトの方がよっぽど納得いかねえわ!

と、ここでイケメンGMが真面目な顔で説明を始めた。

あれ、なんか小さな紙をもってるな?


「えーっと、なになに?『バトルロワイヤル方式による戦闘で一つのグループは、全部で100人。また、このグループ分けは既に行われておりメニューのイベントの項目に書かれている。グループはレベル差が少なくなるように分けられている。』だそうだ。いやー、こいつ字が小さいな!見づらいったらありゃしねえ。」


訂正。真面目でもなんでもなく、カンペの字が見えなくて目を凝らしていたっぽい。

つーかカンペ読んでることぐらい隠そうぜ……?カンペ見えてるんだが。

まあ、そんなことは置いといて。

グループのレベル差が少なくなるようにってことは、互角の勝負が多いということか。

精神的にキツそうだなぁ。

あ、メニューからイベントを開いてグループの確認っと。

Dグループか……。

確認をしたところで、空からA4くらいの大きさのスケッチブックが降ってきた。

なんだ、あれ?


「おっと追加だ!『各グループで上位8名を決勝進出とし、決勝進出した80人でもう一度バトルロワイヤルをします。また決勝で上位10名に入れば表彰とし、景品を貰うことができます。参加賞も用意しているので、ご安心ください。』だってよ!」

「だからカンペ隠せって!」


というかあれもカンペかよ!

運営空から物落とすの好きなのかよ!

怖いわ!そのうちこっちに落ちてきそうで!

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