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40-思考実験

ボピ「この思考実験からわかるように、自

 分はなぜ甲なのか、自分はなぜ乙なのか

 という感情は記憶に基づいていると言え

 まちゅ」

海斗「うん。そうだね。でも、記憶は自我

 の一部であって、全てではないよね」

ボピ「そうでちゅね」

海斗「仮に自我を絵画に例えれば、記憶は

 絵具であり、自我の土台は紙になると思

 うんだよ」

ボピ「はい。いい例えでちゅね」

海斗「その土台の紙がなぜ、この体に付随

 したのか、という謎は依然として残った

 ままだよね」

ボピ「海斗くん。体には色んな臓器があり

 まちゅよね」

海斗「うん。そうだね」

ボピ「それらの臓器と同じように、自我も

 単なる体の一部だと考えてみたらどうで

 ちょうか」

海斗「なるほど。胃腸が消化を担当するよ

 うに、自我は記憶の管理や指令・意志を

 担当する。それを特別扱いせず、同レベ

 ルだと考えるということだね」

ボピ「はい。そうでちゅ」

海斗「でも、やはり、自我は他の臓器とは

 違う次元のものだという気がするよ」

ボピ「では、仮に自我の土台である紙に何

 の記憶も書かれていない状態を想像して

 みてくだちゃい」

海斗「うーん、どうなるんだろう」

ボピ「このような状態も自我があると言え

 るでちょうか?」

海斗「記憶が自我の全てとは言い切れない

 けど、かなり重要な部分であるというこ

 とは言えそうだね」

ボピ「はい。そうでちゅ」ーつづくー





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