4-色即是空(しきそくぜくう)
ボピ「海斗くんは色即是空という言葉を聞
いたことがありまちゅか」
海斗「聞いたことはあるけど意味はわから
ないな」
ボピ「色とは物質、空とは実体がないとい
う意味でちゅ。即是というのはイコール
という意味なので、物質は実体がないと
いう意味でちゅ」
海斗「実体がないって、どういう意味なん
だい?」
ボピ「因果の所でも説明しまちたが、この
世にあるものは全て、何かと何かが反応
して生じた一時的な現象に過ぎないとい
うことでちゅ。永遠に続く確立された固
まりのようなものはない、という意味な
のでちゅよ」
海斗「うーん、難しいなあ。そもそも、な
ぜ、そんなことを考えなきゃいけないの
かなあ?」
ボピ「海斗くんは自分がなぜ、この世に存
在しているのか考えたことはありま
ちゅか?」
海斗「うん。あるよ」
ボピ「自分がなぜ存在するのかという問い
に対する答えとして2通りの考え方があ
りまちゅ。ひとつは肉体が滅んだ後も存
在する確固とした実体があるという考え
方でちゅ。もう一つは、そのような確固
とした実体はないという考え方でちゅ。
お釈迦さまは、確固とした実体はないと
いう考え方を説かれたのでちゅ」
海斗「それが色即是空ということなのか」
ボピ「そうでちゅ。これについて例をあげ
て、説明しまちょう」
海斗「うん。たのむよ」
ーつづくー




