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37-直観
海斗「君の主張はわかったけど、それでも
アートマンを自我とする考えが間違いと
は言い切れないよ」
ボピ「と、言いまちゅと?」
海斗「つまり、蟻のような超個体の生物の
場合、自我を構成するアートマンがほん
の少ししか入っていないから、中途半端
な自我になっている、とも言えるよね」
ボピ「それもそうでちゅね」
海斗「だろ」
ボピ「それでもボクは超個体の生物を見る
と、アートマンを設定する考えよりも、
設定しない考えの方が正しいような気が
するのでちゅ」
海斗「うーん。ここまで来ると、個人の好
みの問題になってしまうね」
ボピ「好みとも言えるし、直観とも言える
でちょう」
ーつづくー




