第十三話:青き侍
第十三話へようこそ。
ヒロがついに目覚める。
そして、仲間たちは新たな敵と戦う。
だが、真の敵はまだ姿を現していない。
第十三話:覚醒の朝
前回のあらすじ:
リニは魔術師の部屋の前でフォダニさんを見つけ、疑った。
「ねえ、フォダニ、そこで何を?」
彼女は前に来て言った。「フォダニじゃないわ、愛しい人。私の名前はミラ。いや、透明な少女と呼ぶべきか。」
......
リニはそれを見て言った。「お前はヒロの隣人を殺した奴か?」
ミラは言った。「よく覚えているわね。今度はみんなの番よ。でも、待って。女王に命令を任せるわ。今は道を開く。」
彼女は部屋に入り、メダルを魔法の書の上に置いた。保護の鍵が解除された。リニは恐怖で「いや、いや、いや」と繰り返した。ミラはリニの口を塞いだ。
彼女は大笑いし、独り言を言った。「さあ、我々の支配の時だ。世界に誰が支配者か見せてやる。」
突然、本が閉じて消えた。ティキとフィノリが本を持って逃げていた。
「おい、お前たち、本を返せ。さもなくば殺す。」
テンゾが前に出て言った。「このガキ、俺が相手だ。」
ミラは笑って言った。「いいわ。まずお前を糸で縛る。」
テンゾは一瞬で、周りにある全ての見えない糸を見た。そして捕まった。ミラは言った。「どう?小さな坊や、もっと締める?」
ティキは一瞬立ち止まり言った。「兄ちゃん、やめて!」
(リニの部屋のベッドで何かが起きた。)
テンゾは縄の中で動いた。もがくたびに傷が増えた。リニはその光景を昔の戦いで見たことがあった。友人が同じように苦しんだ。しかし今回は子供で、もっと辛かった。彼女は何もできなかった。心の中で言った。「神様、助けて。」
ミラはテンゾの顔の前に来て言った。「どう?このまま死にたい?」
テンゾは彼女の顔に唾を吐いた。ミラは神秘的な笑みを浮かべた。「わかった。あの世で楽しんで。」
糸を締めようとした時、突然、鉈が二人の間に壁に突き刺さり、縄が切れた。テンゾは地面に落ち、妹が駆け寄った。「テンゾ、大丈夫?」
「ああ、でも誰が?みんな寝てるはず?」
すると、ヒロが目の前に立っているのを見た。
ミラは言った。「お前は寝ているはずだ!どうやってこの毒で目を覚ました?」
ヒロは何も言わず、攻撃した。リニはヒロの登場に心の中で言った。「ありがとう、坊や。やっつけて。」
ヒロの動きは今回は全く違っていた。少女は驚いて言った。「速さが増している。でもなぜ目が閉じている?」
彼らは戦い、ミラは後退を余儀なくされた。逃げようとしたが、ヒロが前にいた。ヒロは言った。「フォダニさんはどこ?」
ミラは神秘的な笑みで言った。「墓場よ。いい場所よ。」
ティキとフィノリが叫んだ。「ヒロさん、本は私たちが持ってる。」
ミラが二人の方へ走り、傷つけようとしたが、ヒロが止めた。しかし、本を再び奪い返した。「もう行く時よ。坊や、また会いましょう。」そして窓から小さな転送で消えた。
ヒロは怒り、拳を地面に打ちつけた。青い光が彼と子供たち全員を包んだ。リニはその光を見て、体の麻痺が治るのを感じた。意識が戻り、子供たちも目を覚ました。
ヒロは目を閉じたまま、フィノリ、ティキ、テンゾを見た。三人は泣いていた。ヒロがまた助けてくれた。彼はリニが自分に向かってくるのを見て、彼女が着く前に気を失い、リニの胸に倒れ込んだ。
全員がヒロの体がリニの肩にあるのを見て言った。「どうした?」
子供たちは言った。「ミラさん、いや女王のスパイが本を奪った。ヒロさんが助けてくれた。」
グループのメンバーは言った。「ヒロ!?」
フィノリは言った。「はい。でもまた気を失いました。彼の力で全員が目を覚ましました。」
リニは続けた。「ああ、彼の力を見た。目覚めの魔法だった。もし彼が立ち上がらなければ、今夜全員簡単に殺されていたかもしれない。」
王女は言った。「またヒロに借りを作ったわ。」
シタロウは言った。「では、本物のフォダニはどこ?」
全員が探した。そして、彼女の無気力な体を壁の棚で見つけた。全員が悲しんだ。どうやってヒロに伝える?
王女は言った。「この女性は本当にただの料理人ではなかった。私の助手であり助っ人だった。彼女の血は無駄にしない。復讐する。」
シタロウは言った。「彼らは我々の方法で世界に入れなかった。つまり、この変身で。我々も一人を失った。復讐し、誰も死なせない。あの本で今日か明日攻撃するかもしれない。準備しなければ。」
全員がユアニ王女の命令を待った。彼女は命じた。「フィノリ、ティキ、テンゾ、シタロウはヒロのそばに。我々は準備する。ティアヒとキガキは危険の少ない場所へ行き、人々を安全な場所へ。兵士を準備し、街中に配置し、各隊長が同行。ニラとサイロは一緒に地域を保護魔法で覆い、敵が人々を攻撃したら防ぐ。対怪物柵を使う。最後に私とリニさんはここで女王を待つ。純粋な転送があるかもしれない。もしなければ、リニをあなたたちに送る。」
全員が「了解」と言って出発した。
......
女王の世界で、レディは本を受け取り、魔術師たちが扉を開くために作業していた。しかし、興味深いことに、最後の段階を妨げる魔法があった。彼らは別の魔法が必要だった。女王は協力していた強い仲間の一人を殺し、その力を借りた。今、彼女の力はほぼ完成し、世界を支配するために別の力を欲した。魔術師たちは作業を始め、なんとか柵を開けた。
向こうの世界を扉の前に見て言った。「まもなく狼の襲撃を始める。力を送り、より多くの人質を取り、即座に怪物に変える。」
魔術師たちは言った。「女王、主要な力の代わりに戦士を使う方が良くないですか?少し早すぎませんか?」
女王は言った。「お前は好きではないが、今回は正しい。今日の午後、攻撃する。」そして悪魔のような笑みを浮かべた。
......
現実の世界で、全員が手を取り合い、最後の言葉を交わした。「勝利と全員の帰還を願って。」
全員が王女の指示通りに動いた。午後までに全てが完了し、兵士と力は休息していた。午後近くになり、全員が準備していた。一人の兵士が木の後ろで用を足していたが、奇妙なものに気づいた。目の前に扉が開き、近づこうとした。悲鳴が全員を引きつけた。
兵士たちは言った。「ゼト・クンの声では?」
街のあちこちで扉が開き、人々を怖がらせた。兵士たちは前に出て人々を守った。巨大な怪物が扉から出て、兵士たちを麻痺させた。人々は速度を上げ、避難所へ行った。兵士たちは魔法で、持てる力で怪物と戦った。
街の別の場所で、扉が開き、キガキと兵士たちが待っていた。鎧を着た女が二つの鋭い円刃を持って現れた。女は言った。「この小さな者たちを見て。戦うなんて、子供とウォーミングアップするようなもの。」そして笑った。
キガキは言った。「お前こそ誰かに躾けられる必要がある。そんなに傲慢で。」
突然、五人兵士の首が飛び、キガキは円刃が女の手に戻るのを見た。女は言った。「来い、小娘!」そして戦い始めた。
別の場所で、ニラはサイロと柵を立てていた。扉が開き、一人の男が出てきた。完全な鎧を着て、武器は魔法と無限の戦いだった。ニラとサイロは彼を見て、片手に魔法、片手に全ての武器を使っているのを見た。武器の回転は驚くほど速かった。そして戦い始めた。
(城でヒロの体が震え、大量の汗をかいた。)
突然、扉が開き、王女とリニが扉の前に立った。
王女:「最後まで戦うわ。」
リニ:「ああ、準備はできてる。女王、姿を見せなさい!」
ロヤニとサイが入ってきた。
サイ:「おお!ここは我々の女王の城より美しいな!」
ロヤニはサイの後頭部を叩いた。「馬鹿、戦いに来たんだ。集中しろ。」
ロヤニは王女を見て言った。「おお、見ろよ、追っていた者だ、サイ。」
「ユアニさん!いや、この城と民の王女と呼ぶべきか。」
サイはリニの手の指輪を見て言った。「ロヤニ、この指輪、あの生意気な坊やの手にあったのを見たか?俺を殴った奴。」
「ああ、それだ!」
サイは言った。「どこだ?あの美しい顔を殴った復讐をする。」
リニは言った。「私の死体を越えて行け。」
そして戦い始めた。
......
全員が戦っている間、ヒロは自分の体と戦っていた。心の中で力と戦い、なぜ目覚めさせないのか。
侍は言った。「お前が体の制御を私に任せると認めるまで、目覚めさせない。」
ヒロは言った。「みんなが私を必要としている。お前は女王を私の心の中で倒した。現実でも倒せる。何を望む?」
侍は言った。「今、子供たちがお前を守っている。お前が殴った者がここにいて、リニさんと戦っている。」
ヒロは言った。「なら目覚めさせて。」
侍は言った。「今ではない。なぜ今目覚めさせなければならない?」
侍は降りて剣を抜いた。「後悔させるな。」
ヒロはガードを取った。「来い、剣士。どうやってお前と繋がったかわからないが、父のことを知っている。何であれ倒す。」
侍は笑った。「なら戦いながら説明しよう。」
剣士は連続した短い攻撃を始めた。ヒロは素手で避け、目標に集中した。
侍は説明し始めた。「お前は『死の戦士』と呼ばれる一族に生まれた。覚えていないかもしれないが、家族を奪ったのは女王の世代だ。」
ヒロは立ち止まり言った。「何だって?」
侍は言った。「ああ、記憶は封印されている。だが教えよう。お前は死の侍、ビオガニ殿の息子だ。父は一族の力を失う前に、お前に託し、半分の力で悪王と戦った。」
戦いながら、侍はヒロを倒し、剣を喉に当てた。「ヒロ、選べ。自分から力をあの女に渡すか、私の指導で進むか?」
ヒロは笑った。「ははは!俺が侍の一族なら、なぜ屈する?一瞬で侍の足元が消え、ヒロは蹴りで剣を奪い、自分の手に取った。剣を侍に向け言った。「今、命令するのは俺か、お前か?」
侍は言った。「その精神が好きだ。まず個人を理解し、最後の攻撃をする。さあ、どうする?」
ヒロは言った。「友達のところへ行く。彼らが私を必要としている。」
侍は言った。「行く前に何か見たくないか?」
彼らは場所へ導かれた。隅で輝く体が眠り、ガラスに閉じ込められていた。
ヒロは言った。「彼は誰?」
侍は答えた。「あれがお前の本来のバージョンだ、ヒロ。封印されていたもの。見ろ。私は悪意はない。ただ力が解放されると姿が変わり、あそこにあるものになる。この体と魂は母が変えた。認識されないように。右手の印を見ろ。それが一族の証だ。私は炎の姿で助けに来た。このバージョンの封印が本来の顔を隠している。心から望み、最後まで共に戦うなら解放できる。顔は変わるが、お前が本当の自分だとわかる。もう変身しない。」
ヒロは言った。「でもリニは今のバージョンが好きだと思う。」
侍は言った。「愛が愛なら、変化で壊れない。」
扉が開き、侍は言った。「気をつけろ。一つのミスで力が女王の手に落ちる。」
ヒロは手を伸ばし言った。「お前も力を失わせないとわかっている。共に命をかけて戦おう。私は目覚めるが、今はこの力を使わない。今のままで進み、困難ならお前を呼ぶ。」
侍は言った。「同意する。世界をこの腐敗から解放しろ。」
そしてヒロは扉に入った。
......
城で全員が戦っていると、光が空を裂き、何かが降りてきた。兵士たちはそれを見て、人間のようだと思った。光が城の窓に反射し、サイは言った。「彼が来た。悪魔を操る天使だ。」
王女はそれを見て言った。「神よ、違う。」
王女の兵士たちが天使に攻撃したが、一瞬で止まった。全敵が成功の印に叫んだ。天使が仕事を始めた。
全員が避難所から出た。まるで自分たちの制御下にあるようだった。サイロ、ニラ、ティアヒ、キガキはその動きに驚いた。人々が扉の方へ向かっている!
子供たちは止めようとしたが、敵が邪魔をした。
女はキガキに言った。「お前も屈した方がいい。世界は我々悪魔のものだ、小娘。」
一瞬、刃がキガキの背後から来たが、剣が道を塞いだ。女は驚き、その剣が侍のものだと見た。少し怖がり言った。「どこだ?」
一本の矢が手に当たり、後退した。キガキに言った。「今回は運が良かった。次は死だ。」そして後退した。
ほぼ半分の人々が扉に入った。その中で、悪魔を操る天使は何かを感じた。何かが近づいている!
振り返ると、ヒロの顔が目の前にあった。ヒロは言った。「捕まえた、悪魔を操る者。」
彼は拳を心に打ち込み、数歩後退し、息ができなかった。魔法で人々を止め、扉を閉じた。人々は正常に戻り、避難所から出たことに気づいた。
天使はヒロを見て怒って言った。「よくも私のような美しい少女を殴ったな?」
ヒロは前に出て言った。「性別は関係ない。良い娘は常に良い。しかし悪魔の行いや民の敵なら殺す。」
天使は立ち上がり、ヒロは言った。「お前は女王の戦士だが、その顔は物語の天使に似合う。お前を女王から解放したい、少女よ。」
ヒロは魔法を彼女の体に放ち、体が痛み始めた。少女の体が倒れそうになり、ヒロが支えた。
天使は言った。「私に何をする?」
「現実に戻せるか試す。」
人々がヒロを応援した。彼は急いで城へ向かった。
......
城でロヤニは王女とリニと戦っていた。サイに言った。「ヒロは部屋にいる。行って終わらせろ。」
サイは急いで部屋へ行ったが、ベッドは空だった。後ろに老人がいた。笑って言った。「遅かったな、甘ったれ。もう相手できない。」
サイは怒って老人に攻撃したが、シタロウは一撃で倒した。内なる悪魔を解放した。
サイは立ち上がり、鏡を見た。「老人、何をした?」
「何も。お前を悪魔の命令から解放した。いい子になったな。」
サイは膝をついて言った。「ありがとう、じいさん。頭が戻った。」
ロヤニの方へ走り、戦っているのを見て叫んだ。「ロヤニ、降参しろ!」
ロヤニはサイのような別の少年を見て言った。「何だ、お前は誰?」
王女が捕まえ、シタロウが解放した。ロヤニは窓の反射で自分が変わったのを見て驚いた。「どうした?ここで何が?」
シタロウは言った。「外見は悪魔だが、内側に人間が眠っているのを見つけ、解放した。自由を感じないか、若い娘よ?」
ロヤニは言った。「はい。でもどうやって?」
シタロウは言った。「さて、もう一つの良い知らせ。ヒロはそこにいない。」
リニは驚いて部屋へ走った。「どこ?」
シタロウは言った。「彼は目覚め、力を制御できたと思う。」
リニは言った。「教えて、どこ?」
後ろから声がした。「ここだ、リニさん!」
全員が振り返り、ヒロとグループを見た。ヒロは少女を魔術師に渡し、解放させた。
リニは涙を流して走り、ヒロに飛びついた。「ヒロ!あなた?本当にあなた?神様、ありがとう!」
ヒロは彼女の頭に手を置いて言った。「ああ、私だ。会えて嬉しい、リニさん。」
王女と子供たちは笑って言った。「二人は再会した。」
リニは恥ずかしそうに離れ、そばに立った。「みんなが笑ってごめん。」
ヒロは彼女を見て言った。「大人っぽくなったね。私が何年も寝ていたみたいだ。そんなに変わって。」
リニは言った。「そんなにわかる?」
突然、ティアヒがヒロの頭に乗り、言った。「お前はいつも肝心な時に現れるな。俳優になっても成功したぞ。」二人は笑った。
ヒロはサイとロヤニを見た。彼らは前に出て、ヒロは言った。「女王の魔法から解放されて嬉しい。」
ロヤニは言った。「ヒロさん、女王に噛まれても制御できた。それはあなたの強さの証です。」
ヒロは恥ずかしそうに頭に手を置いた。「恥ずかしくしないで。」
全員が私の治療をしてくれた。特にリニは多くの温もりをくれ、私を感じさせ、作戦が正しかったとわからせた。
王女は言った。「女王が計画を半分進めた。我々の力も半分になった。新しい計画を立てなければ。我々のような強力な者に力を求めなければ。」
シタロウが前に出て言った。「王女の言う通り。女王が力を準備するまで一週間かそれ以上ない。扉は完全に開いていない。まだ時間がある。無駄にしてはいけない。今、女王の強力な力の三人が我々に加わった。これは良いことだ。」
王女は言った。「我々の強力な者の数は限られているが、それでも彼らを止められる。」
ヒロは考えて言った。「他の強力な部族や世代に助けを求め、承認されれば、楽になる。」
ニラとサイロも言った。「我々にも招待を断らない戦士がいる。」
王女は言った。「では、すぐにチームを送り、他の力に参加を求める。全員準備して。」
読んでくれてありがとう。
次は、ヒロと仲間たちが新たな力を求めて動き出す。
そして、女王の本当の計画が明らかになる。
この物語を応援してくれると嬉しい。
ブックマークと評価、待ってるよ。




