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第一話 「一方の証言ばかりでは、真実は見えてきませんよ」

誤字脱字があるかもしれません。

私は、ミソラ・スターフィールド。あるあるのチート能力持ちの転生者です。

そのチート能力が「ジャッジメント」。私の前世、裁判官のような事ができる魔法。

つまり、どちらが悪いかを簡単に知れる魔法だ。

私が転生したこの世界は魔法が存在する。

魔法の格は上から順に「上級魔法」、「中級魔法」「初級魔法(基礎魔法)」がある。

「ジャッジメント」は「上級魔法」に値する。

要は、平民である私が持つと、国が混乱する。

と、いうわけなんで、王国立フリージア魔法学園に編入してきました。


「ここが、王国立フリージア魔法学園…」


前世にいた日本でもこの世界の出身の村でもありえないぐらいの大きさだった。

右には植物園、左には魔法動物園。どれだけ設備が整っているのやら…。

とりあえず、目の前の校舎の中へ入った。

ワインレッドのカーペットを引かれて、おしゃれな空気感の廊下を歩いていると、異世界アニメで出てきそうな断罪シーンを見てしまった。

野次馬がうじゃうじゃと居る。はぁ、邪魔だ。

見てしまったものはしょうがない。そう思って、聞き耳を立て、よく見てみると…


「またレミィをいじめたのか!」


この国の王太子であるウィリアム・バレット・フリージア様が自身の婚約者に怒鳴っていた。


「ウィリアム様…!違うんです…!私はなにもしていないんです…!」


王太子の婚約者であるプリズム・リバーレッド様は涙ながらに言う。


「うぃりあむさまぁ…、レミィ…、プリズム様と話したかっただけなのに…」


そう言って泣きながら訴えているのはピンク髪をハーフツインにしている典型的なぶりっ子みたいな女だった。こいつの名前は知らない。

でも、なにか気に食わない。仕方ない。私はそう思って野次馬をかき分けて、断罪中の修羅場に入った。

そして、にっこりと笑いながら、こう言った。


「一方の証言ばかりでは、真実は見えてきませんよ」


と。

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