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acquired ability ―神に与えられた才能―  作者: Bamboo Smart
序章
2/4

死

第2話です。

大きなエンジン音に正則は思わず音のする方を向いた。

 大きなトラックが赤信号が近づいているにも関わらず、物凄いスピードで走っていた。


 しかも、その先の横断歩道には学生らしき少女が歩いていた。


「お、おい危ねえぞ!!」


 正則は大声で叫んだが、少女はイヤホンをしていて正則の声にも、トラックの音にも気づかない。


 その様子を見て正則は思わず走り出した。


「間に合え~!!」


正則は全力で走った。


 少女は迫って来るトラックの音にやっと気づいたのか、トラックの方を向いた。

 しかし、その恐ろしさに少女は立ち尽くしてしまった。


 「間に合え間に合え間に合え~~!!」


 正則は、トラックが来る前になんとか少女を突き飛ばして安全な所に避難させられた。


 ほっとしたのも束の間、正則の目の前までトラックが迫っていた。


「あ……」


ドンッ!!


 トラックに当たった瞬間に正則の体に強い衝撃が加わり、体が宙をまった。


 次の瞬間、正則の体は堅いアスファルトの上に叩きつけられ、グシャッ!という嫌な音がなった。


 それが福井正則が聞いた最後の音になった……。

 方言が混ざっているかもしれません……。

 標準語を使おうとして間違った表現をしているかもしれません……。

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