本日のゲスト
「みんな、ディアル君、お疲れ様〜☆」
アリサは描きあげた沢山の原稿を印刷係りの女官に手渡してにっこりと笑う
「い、いえ、いえ」
生気を吸い上げられたアシストな被害者
いや、生贄のディアルが力なく笑った。
「皆様、お茶と茶菓子でございます」
部屋の扉をノックしてワゴンと共に入り
微笑する女官のルウ
「アリサ様、本日はライブ配信の予定になりますが、いかが致しますか?」
白い猫耳に長い銀髪の女官ルウ
「そうね、あ!」そう言ってディアルを見るアリサ
「皆様、いつもありがとうございます
本日は漫画の作画ライブ配信の後は
異世界で召喚魔法使いのディアル君の実演、召喚魔法でぇすぅ~えへ」
サラサラといつものように漫画の原稿を描くアリサ
「きゃあ!きゃあ!色ぽいセア様の漫画よ」
「きゃあ!」チャット画面に流れる文字
「ふう、ありがとうございます、ではディアル君」
「あ、はい!召喚魔法を行います」
魔法陣を描くディアル、次には怪し気な呪文
ポン! 三匹の黒い子犬が現れた
「可愛い角つきの子犬さん!」
「可愛い」チャット画面の文字
が、しかし…
唸り声を上げ、思い切りディアルに次々と噛み付く!
「うんぎゃあ!モンスターの子犬だった」
悲鳴を上げるディアル
「まあ、大変ね、また召喚に失敗したの?」
のんびりとアリサ
「すいません、そうです!助けて下さい!ぎゃあ!」
ディアルはワタワタと逃げ惑うがお尻を噛まれ、また悲鳴
「僭越ながら、私が」魔法も使える女官ルウが
身構えたが…
「風よ、黒き魔犬を捕らえよ」
其処に風呂上がりのアリサの兄アシャル
ふわふわ、ふわん
子犬、魔犬達が宙に浮かぶ
「なかなか、可愛いじゃないか、後で悪戯で黒猫のアラシャにけしかけるか」にやんと笑う兄アシャル
「籠を用意してくれ、ルウ」アシャル
「ついでにダメっ子召喚魔法使いディアルの尻の治療魔法も」
「は、はい」ルウ
湯上がりの濡れた長い黒髪
はだけた白いシャツに
首元のうなじがちょっとセクシー
「兄ちゃん」
「アリサ、お疲れ様
家来のタクスにマリエ達
お疲れ様だな、ついでにディアル」
「きゃあ〜セア様、じゃないアリサ先生の兄様アシャル様あ〜」「アシャル様あ〜」
チャット画面がちょっと賑やかに




