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修羅場な作業をくぐり抜け、黒猫様?

「うふ〜!みんな、ありがとう!無事に完成したわ!」

弾んだアリサの声である。


「お、お疲れ様です…」

どうにか声を絞り出すマリエ、マリエの灰色の猫の尻尾はぐったり

「先生ぇ〜お疲れ様ですう」

割合、元気なアシストのタクト、彼の茶色の尻尾はパタパタ


「……」

力尽き果てているアシストの方々並びに

ぐったりとしている兄のアシャル、涙目の白猫な女官のルウの姿もあったりする。


「やっほ〜僕のアリサ、原稿出来たの!」

ドアから、ひよっこりと顔を出すのは…

黒猫な美少年


「こ、こ、この黒猫が!修羅場中は避けてから、顔を出したな」

「あ、黒猫さま」ルウ


「うふ、だって、僕もお仕事があるもの

作品、楽しみにしてたよ、僕の可愛いアリサ」


「あの…どなた?…アリサちゃんの噂の恋人?」

そっと廻りに聞くマリエ

ブンブンとアシスト達は首を横に振る。


「国王だよ、にやんこ王国の王さま」

「黒猫のアラシヤ様だよ~」


「え?国王様って、二百歳ぐらいって聞いたわよ」

「え、え〜!わ、若作りなの!」マリエ


「ちょっと、日本から転生したアリサの友達のマリエちゃん、僕の場合は生まれつきなの」

黒猫のアラシヤ


「す、すいません」え、でも…何で私の事?


「まあ、みんな、ゆっくり休んで…睡眠にお風呂に食事だよねー」


「うふふ、僕の大事な…さま、先にご飯にする?

それとも僕にする?」

黒猫のアラシヤはアリサの兄アシャルにベッタリして喉をゴロゴロ

「あ〜はい、はい、後でな…アラシヤ」


「…」無言で

そっと二人を指差して、状況の説明を求めるマリエ


「あ、アシャル兄ちゃんは義父様の奥さん、王妃なの!」明るく答えるアリサ

「はい、アシャル王妃様と言う立場です」

すかさず女官のルウ

…頷く他の者達


「…」何も言えずにただ、マリエは二人を…

見ているのでした…。





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