惨状とワゴンの手料理
焼け野原に抉れた大地の数々
近くの湖はえぐり取られ、ボコボコ状態で水は蒸発
アリサの漫画、資料本の倉庫に
仕事用の家も被害…。
「……」アリサの兄アシャルは廻りの惨状に言葉を失い、沈黙中
「………」同じく女官のルウ達
ワゴンにアシャルの手料理を沢山積んでの登場であった。
「あの…」ちょっとゲーム中で席を外していたアルにエイル達も呆然
「ああ、あれなら、アシャル殿の手製のマカロンの取り扱いで、黒猫アラシャとティ姫が喧嘩になってな〜で、あの状態」
コクコクと頷くアリサ
「私は途中から来たが、見事な魔法攻撃だった〜あはは」
豪快に笑い、褒めているらしいヴァルジニテ
で、持って…
「お、女官ルウに女官の仕事中のティエか、顔が真っ青じゃないか、大丈夫か?」
「アリサの家来(漫画のアシスト)タクス少年もまだ、青く震えているか、大丈夫だから」
にこやかにヴァルジニテ
「…」
アルの方を向き、なんでアル、お前、目を離したんだ!エイルはこの場合、どうせ、役に立たん!出来るのはお前だアル、アルティシア
アリサの兄アシャルの赤い瞳が
アルティシアの青い瞳を見つめる。
「うぅ!だ、だって、保護者の黒猫アラシャが居たですもの〜」アル
アルティシアを庇うように間に立ち、コクコクと頷くエイル
其処に駆け寄る元凶の一人ティ
「きゃあ、兄様ぁ〜」ガシッと抱きしめ
頬を赤くして言う
「まあ、ワゴンの手料理、沢山ね、それにお菓子も嬉しいわ!」悪気なしのティである。
「そうか、そうか、良かったな」
ティの頭を撫で撫でするヴァルジニテ




