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転生

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5000年前、暴虐と呼ばれた男がいた。


どんなに相手が向かってこようと関係なしにその者の魂そのもの

を滅ぼし、相手に攻撃させる間をあたえないとういう。


その者の名は サウス グラード といった


しかしその実態は全く違った。


__5000年前の魔王城__


どうしたものか...一体、この悪いイメージはどこから来たんだ...全く

はた迷惑な噂だよ...しかし、暴虐なんて呼ばれてるなんて知らなかった。

いや、まあ部下もいないし滅多に外に出ないし、誰とも会わないから

仕方ないのかもしれないな。...よし!! 転生すっか!どうせ、この時代

にいても退屈だからな。

 

魔方陣を展開し、転生する準備をしていた。しかし。


「おい! 暴虐の魔王!今日こそ、このイリスが成敗してくれる」


あ、しまった。コイツのこと忘れてた...残念な勇者様、イリスだ

コイツは毎回最悪なタイミングで俺の邪魔をしてくる。

そして、今回もだ。ほんと懲りないな。


コイツは弱い。いや俺が強すぎるのだ。だから適当に攻撃して滅ぼしてるが

どうにかして生き返ってるらしい。....もしかして...このイメージ作ったの

コイツじゃね?


まあ、転生するから関係ないけどね。  


ついでに言っておくか。  


「勇者イリスよ、我はここから消える。今から5000年後に転生することにした。

なに、難しい事ではない、暇だからだ」


「え?! マジで?」

 

なぜ、少し悲しそうな顔している。

あ、もしかしたらコイツもボッチだったのかもな...


まあ、関係ないからいいか。5000年後は退屈じゃありませんように!


一回神に勝ったが、神頼みをしていた。




__5000年後__ 


転生してから5年が過ぎた。俺は5歳になろうとしている。そう

明日が誕生日だ。それと5年を過ごして分かったことも多くある。

ここは、貴族の家、そして貴族の子供に生まれた。俺の名前は前世と

同じだった。

この世界は5000年前と比べて魔法技術や武術などの全ての事が衰えていて

スキルと魔法が物を言う世界になっていた

そして、5歳の誕生の儀式のとき神からスキルと魔法がもらえる。


神からスキルがもらえるとか、どうなってんだ。5000年前はあり得なかったぞ。


俺は転生してからずっと、暴虐の魔王が転生したとは言わなかった。


何故なら、信じてもらえないからだ。しかし自分の父であるサウス ブランド 

は俺にめちゃめちゃ優しくしてくれている。ちなみに母はいない。

小さい頃母が出ていったのを覚えてる。まあ、そうだろう、なんせ

見た目は子供、中身は魔王だからな。ちなみに、前世の記憶もバッチリある。


次の日


今日は儀式か。どれ、神の贈り物がどんなものか拝見してみるとしよう。


「おい。グラード、今日は誕生の儀式だ。期待してるぞ。もし、いいスキル

が来たらうちの第一後継者にしてやるからな。...失望させるんじゃないぞ」


それは、どこか威圧を感じた。

 

儀式が始まった。


おい、神父てめえ話長いぞ。これじゃ5000年前と

退屈さが変わらないではないか。


3時間後


ふう。やっと終わった。...次は受け取りか。


この受け取りで神からの贈り物を受け取るらしい。


だんだんと順番が来て、遂に俺の番となった。


なんだか緊張するな。今までに味わったこともないような緊張だ。

あ。父がこちらをジトーーーと見てる。いや、怖い怖い。威圧感じる。


そして、俺の受け取りが始まった。


「ん? .....こ!これは!..」


ん?なんだ、どうかしたのか。


おお?物凄い人が動き出した。...父は、神父と怪訝そうな顔をして

話している。


あ、父が来た。


「グラード...見事にやってくれたな。」


笑顔でいってくる。


「今日からお前は、家族じゃない。勘当だ。」


おお。予想外な展開だ。まさか勘当とは。


そして、俺はまた一人となった。

父からは捨てられ、森へと放り込まれた。


どうやら、神からの贈り物はこの世界で最弱と言われる闇特化と闇魔法らしいの

だが、実をいうと5000年前も持っていた。5000年前は最強だったんだがな。

そういえばこっちに来てから、なんだか力が発揮されてないように感じる。


まあ、そのうち戻るだろ。




ありがとうございました。どうだったでしょうか。


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