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憧憬の向こう側  作者: 葉竹ゆり
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それにしてもそれにしても



美しく、あらねばならない。

女なら。

いや、男にしたって。


美しく、生きねばならない。

女なら。

いや、男にしたって。


交換できるものなら、して欲しいよ。


耐えられない、この、こころの醜さを、

憧れは、嫉妬に変わり、

優しさは、利己に変わり、

希望は、裏返せば、絶望だし、

笑顔は、簡単に、涙に変わるのだもの。


人間だもの、それもしようがないよね?

じゃぁ、ないじゃない?


それは、嫌じゃない?


すれっからしの世の中なんて、

右を向いても、左を見ても、

真っ暗闇じゃあ、ございませんか?


だからこそ、虚飾の上に自覚を重ねても、


美しく、あらねばならない。

せめて、女だけでも。

男のことは、もう知らない。


美しくありたいさ、

女だもの。

せめて、心だけでも。


絶対的に、美しい心を、持ちたい。


それは、ペアがいようがいまいが、

私自身の心のバランスの中での話。


とても、眩しすぎる話でもあるけれど、

多少上品にいきたいものなのだから。



ああ、だけど、

それにしてもそれにしても、

美しさを目指すだけの女になるとは、

思わなかった。


思いもしなかったよ。





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