【イ軍編4044】大便秘打線が覚醒させた未完の大器
高校野球で弱小校に所属しながらも通算打率3割3分40本塁打をマークしてパリーグのオ軍にドラフト4位で入団した外野手黒瀬。打撃の素質を評価されながらもイマイチ伸び悩み、10年経過して通算打率1割9分1厘9本塁打と鳴かず飛ばず。世代交代の波に呑まれてしまい自由契約からの、最弱イ軍に拾われたものである。
イ軍では練習横綱振りを買われて5番右翼でスタメン起用されたのだが、フルシーズンで打率2割9分4厘3本塁打34打点OPS666と、まさかの主力として台頭(※ちなあくまでもイ軍基準)したのであった。
「やっぱりなあ、オ軍がいくら強豪チームとはいえ、あくまでも日本ピロ野球レベルでの話であってね。黒瀬の野郎、ワァらメジャー級の空気を吸って、覚醒しちまったんやろなあ」
「日本で駄目でもメジャーでやった例とかいくらでもあるからよ、これは数年後にポスチングからの超高額契約ゲットだぜで繰り出されるOSEIBO、OCHUGENに期待大な可能性が巨レ存…?」
てな感じで、ここぞとばかりに「ワァが育てた」妄想全開で勘違いが咲き乱れるイ軍戦犯系ベテランズであったが、実際、彼奴等のお陰という側面が無いでも無いのであった。以下、ニュースバリュー無しとマスゴミから判断されて丸無視されていたので、黒瀬が自分からネタを売るセルフして曰く、
「オ軍の時は周りの諸先輩方が打ちまくってたんで自分が頑張らんでも点がようけ入っとったんですが、イ軍じゃガチのマジで誰も打たんですからねえ。自分がやらんと絶対点が入らん状況いう事で、ちょっち気張ったろいう方向にマインドセットされたのが良かったですわ。この1年、無名のよそ者ってんでチーム内で空気扱いでしたけど、一本立ちしたんで9月あたりから先輩方から声かけてもらえるようになりましたやで」
※なお本人の言う通りイ軍戦犯系ベテランズに仲間と認められてしまった為、連日の徹ゲー(※徹夜でゲーム)に引き込まれオフからキャンプまでみっちりコンディション崩壊で、翌シーズンは成績急落し無事死亡。イ軍一発屋列伝に名を残す事となったのであった。




