【イ軍編4035】鬼嫉妬発、暗黒フレーミングの彼方
「『抑えたら捕手のお陰、打たれたら投手のせい』がモットーのド畜生がレギュラーやっとったら、そら投手は潰れまくりですわ。まあ多少は打っとるかもしれませんけど、アレこそおらん方が強くなる筆頭やろうね」
とは、最弱イ軍のヤングエース相原が、正捕手綿貫を評しての言。自身が出始めの頃に散々やられた恨みは未だ1㍉も晴れておらず、相原が主力にのし上がって選手としての格が近付いてからは、溜まっていたヘイトが猛ディスコメントやら何やらで表面化する事もしばしば。イ軍首脳陣も気を遣って相原には別の専属捕手を付けるなど、綿貫とはバッテリーを組ませなくなっていたものである。
そんな折、前述の専属捕手が故障欠場したタイミングで、止むを得ず相原-綿貫のバッテリーが復活。
綿貫のサインを全く信用せず、ガン無視して投げたいところに投げてくる相原に対し、綿貫がここぞとばかり、
「生意気な小僧を〆てやるッ!!!!」
と、誤魔化しスキルの高さを悪用する暗黒フレーミングを発動。精緻なコントロールでストライクゾーンギリギリに投げ込まれたボールを、ちこっとズラしてボールにしてしまうのである。
これには相原が、綿貫の暗黒フレーミングを視認出来ず「ちょ、待てよ!!!!」と主審に大文句。主審も困惑気味に、「って言われてもギリ外れてるし。ワァも今日はユーが投げるから早く帰れるつもりでおるんやから(※イ軍爆炎投手陣が投げると打たれまくりで、とにかく試合が長い)、気を取り直してストライク投げまくってや」という励ましみたいな、やんわりクレーム風味のアンサー。この混乱っぷりに、綿貫はサイレントエビルスマイルを浮かべたのであるが、やはり悪い事は出来ないものである。
対戦マ軍打線が選球眼がいい巧打者揃いなだけに、綿貫が逆フレーミングを発動する度、(ぉン…? ワァのストライクゾーン、ちょっち狂っとる…?)と、繊細な感覚が乱されて動揺してしまい、バッティング・アイをおかしくして凡打連発。結果、1失点完投を演出して相原スゴEをアシストしてしまう、腐女子の妄想促進系ブーメランボールが完成してしまったのであった(適当)。




