第4話「時間稼ぎ」
お読みいただきありがとうございます!
長らくお待たせして申し訳ありませんでした。
それではがんばって執筆していきたいと思います。(悪魔目線です!)
「また…逃げたのか。」
「…それがどうしたぁ!!」
俺はすぐに腕から鋏と鎌を取り出して、ダークに向かって駆ける。ダークは右腕が無くなったが左腕で聖槍を掴んで俺の方へ駆ける。
『ガキィィン!!』
聖槍と鋏、鎌がぶつかり火花が散る。聖槍が多少優勢で、手に血がにじむ。
「死ね!」
聖槍を受けるのに必死だった俺の腹部にダークの蹴りが放たれる。
『ドンッ!』
「ガハァッ!」
俺は数メートルほど吹っ飛ばされ、地を滑る。横向きに倒れた俺の腕をダークが脚で踏みつけ、首筋に聖槍を向ける。
「…死ね。」
ダークが低く、重い声で俺に言う。ダークの聖槍が俺の首に傷をつける。痛みに耐えながら、俺はダークを見据えて尋ねる。
「…リヒトは…今のお前をどう思うだろうな?」
ダークの聖槍が止まり、ダークが俺に尋ねる。
「人形よ…何故リヒトを知っている?」
「自分で考えろ!」
俺はダークに踏まれていない方の腕で死霊を呼び、ダークを攻撃させる。
ダークは飛翔して、宙に浮いて死霊の攻撃をかわす。俺はその隙に体勢を立て直して鎌を取り出す。
「……死霊か…。」
ダークは空中から俺を見下ろしてそう言うと左手を広げる。
「…第24番目の能力…『毒雨』!」
ダークがそう叫ぶと雲もないそらから紫の豪雨が降り注ぐ。俺はすぐに鎌で雨を防いだ。
『ジュー…ジュー…』
雨は鎌にあたり、鎌をどんどん溶かしていった。
「強酸性の猛毒だ。…死ね。」
ダークの声がうっすらと聞こえ、雨がさらに降り注ぐ。俺の右手が雨にあたる。激痛が走り、すぐに右手を見る。右手には焼け爛れた痕が付き、そこから毒が回りだす。
「チッ!」
俺はすぐに右手首を切断し、毒の進行を抑えた。
(…まずいな…あと一分も持ちそうにないな…)
右手首から流れ出る血を抑え、見える限り周囲を見渡す。空にはダークしか見えなかった…。
お読みいただきありがとうございました!
今回は自分が思っていたよりもかなりグロくなってしまいました。
次回は悪魔がどのようにピンチを切り抜けるか楽しみにしてください!
真叉風巳




