第3話「P-X?」
お読みいただきありがとうございます!
本日は『P-X』をUPしていきます。
それではどうぞお読みください!
炎が繋いでいた手を離して『P-X』へ向かって走り出す。水も僕の手を離し炎の背中を追う。少し遅れて僕もその後を追う。炎が壁に触る。そして、水と僕が追いついてから3人同時に壁の中に入る。
…『P-X』だ。どこも壊れていない数日ほど前の『P-X』だった。炎と水が『P-X』の入り口に向かって走っていく。僕も後を追うが…どこか違和感があるのはなぜだろうか?
「アレクサンドル!?」
炎が突然そう叫んだ。あまりにも急だったので驚いたがたしかに『P-X』の中にアレクサンドルさんがいる。こちらに気がついたのか扉から出てくる。
「3人共何してるの?そろそろ昼ご飯じゃないの?」
理解ができないので3人で見つめ合っているとアレクサンドルさんがあきれたように息を吐く。
「どうしたの3人共?さっきから少しおかしいよ。」
「お前もな。」
耳もとでダークの声が響く。そしてアレクサンドルさんの頭が吹っ飛んだ。
『ドサッ!』
アレクサンドルさんが倒れ、僕たちのすぐ横にダークが降り立つ。
「ダーク!?あなた何をしたんですか!?」
水がダークに問いかけながら戦闘態勢に入る。僕も同じように構え、炎を僕の後ろに下げる。
「何をしたかって?そいつをよく見ろよ。」
アレクサンドルさんを横目でチラリと見てみる。そこには…1本の木があるだけだった。さらに周囲を見回すと『P-X』だと思っていたのはただの大木だった。
「…幻覚?」
僕がそう呟くとダークが言い始める。
「そうだ。こんな幻覚に簡単に惑わされるとは思ってなかったぜ。」
水が水を発生させ、ダークに問う。
「あなたはこんなところに何をしに来たんですか?」
確かにその通りだ。“長”の異界ならまだしも“ガイア”の異界には用が無いはずだ。ダークが簡潔に水の問いに答える。
「何をしに来たか?だと………間違えたんだ。」
「「「…はぁ?」」」
僕たち3人の声が揃い、恥ずかしそうにダークが続ける。
「“長”の異界と“ガイア”の異界を間違えた。…それだけだ。」
ダークが消え、その場には沈黙が残る。炎がその沈黙を破り、言う。
「…バカだね。」
炎の言葉で僕たちが言うことは無くなり、そのまま森の奥へ突き進んでいった。
お読みいただきありがとうございました!
なんかものっすごいシュールな感じで終わってしまいました。すいません。よく考えたらダークがガイアの異界へ行く意味が無いんですよね…。
これから考えますのでなにとぞ…次回もお読みください!(明日はTHE ULTIMATEを投稿いたします。)
真叉風巳




