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P-X  作者: 真叉風巳
第10章「仲間割れ」
58/100

第4話「罠」

 お読みいただきありがとうございます!

 今回は本格的なバトルシーンとなっておりますのでがんばっていきたいと思っています!

 それではどうぞお読みください!

 まわりの空気が俺の周囲に集まる。黒雷と武蔵もLV.MAXレベルマックスを発動し、かまえる。


「武蔵、他の奴等の不意打ちに備えろ。」


「分かりました。」


 武蔵は片手で刀を抜き、ダークの手下の前に刀を向ける。動くつもりはなさそうだが用心に越したことはない。


「来ないならこちらから行くぞ。182番目『あめ穿うがゆみ』。」


 ダークがまた弓を取り出し、弓を引き絞る。ダークが完全に引き絞ったとき、俺が黒雷に合図を出す。


「今だ。ダークを狙え。」


 黒雷は頷かずに動き出し、矢が放たれるときには既にダークの目の前に着いていた。


『ドシュン!』


 矢が弓から離れ、一直線に俺をめがけて飛んでくる。俺は手を前に突き出して言う。


「こんなもの、今の俺には何の意味も持たないゴミ同然だ。」


 風を操り、矢に強力な風をぶつける。矢は前に受けたときと同じ威力だが、矢が空気摩擦で燃え尽きる。


ほのおには弱いんだろ?」


 黒雷は強烈な雷撃をダークに浴びせていた。ダークが反動で宙に浮く。そこを狙って俺の風の刃カッターウインドと黒雷の雷撃がダークに向けて放たれる。


『ドゴオォォォン!!』


 2つの攻撃の衝撃はダークの邸宅を破壊し、瓦礫の山が残る。ダークの手下たちは既に武蔵によって倒されていた。蜘蛛も女を倒したようでこちらに来る。


「王子の攻撃に助けられましたよ。…今は糸を張り巡らせましたからあまり動かないでください。」


 ダークを倒した…のか?それにしては手応えが無く敵の中にジョーカーやデーモンがいなかった。これはもしかすると…。


「その通り、これは罠だ。お前たちがこっちに攻めてくることは既に分かっていた。それを考えヴァルトをムー大陸に送り、えんという娘の能力を奪わさせてもらった。…そして、その隙に5万の大群をムー大陸に送った。」


 ダークの声は真上から聞こえるがダークの姿は見つからない。


「もうこんな場所はいらない。『P-X』の奴らに伝えな。俺は神の住む異界へ足を踏み入れる。“神殺し”をはじめるとな!」


 ダークの声が消え、気配も消え失せる。しかし、だんだん禍々まがまがしい気配がこちらに近づいてくる。


「…!王子!大変です!強力な『ミサイル』がこちらに向かっています!恐らく着弾まであと数秒です!」


 逃げようとするが既に真上に『ミサイル』が飛んできており、間に合わない。


「ちくしょう!…ライト…えんすいを守らないと承知しないからな!」




『ドゴオオオオォォォォォン!!!!』

 お読みいただきありがとうございました!

 今さらですが…第10章のタイトル「仲間割れ」ですが…まだそれについては触れることができていません…。

 これから頑張ってタイトルを目指しますので次回もまたお読みください!

                                 真叉風巳

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