第1話「ブラッド」
お読みいただきありがとうございます!
テスト期間中なのですが、がんばって執筆していきたいと思います!
それではどうぞ!(ライト目線です)
ムー大陸に無事テレポートが出来た。エディクさんが地下への入り口へ向かって進んでいく。神風たちもそれに続く。皆…傷だらけだ。そして…アレクサンドルさんは……。
「ライト。お前はよく戦った。それだけで十分だ。」
涙があふれてくる。悲しい…。大きな木の前に着き、声が聞こえる。ネプチューンだ。
『皆さんよくご無事で!早くお入りください!』
木の幹が横に開き、中に入る。地下に着いて扉が開く。前にはネプチューンとブラッドがいる。
「母さん!?」
炎が突然声を上げる。水もブラッドを凝視していた。
「久しぶり…元気そうね。皆さんは、こちらの部屋へどうぞ。」
ブラッドに導かれ、皆が寝ていた病室に入る。中にはエースさんがいて、既に起きていた。エースさんの横には…アレクサンドルさんがいた。アレクサンドルさんを見てエースさんが言う。
「ライト…アレクサンドルが皆を守ってくれたんだろう?その浮かない顔はやめろ。」
そう言うエースさんの目には涙が溜まっていた。エディクさんが僕をベッドに寝かせ、エースさんの肩を押さえる。
「泣け。悲しいのは皆同じだ。」
エースさんの目から涙が零れ落ちる。声を上げて泣き出し、炎や水の目にも涙が浮かんでいた。僕がアレクサンドルさんの最後を語る。
…LV.MAXを開放し、ネプチューンの警告を受けても僕らを助けたこと、感傷に浸っている暇があるならダークを倒せと言ったこと。…
すべてを語り終えた後、ブラッドが入ってきた。
「重症な方からこちらへ来てください。治療をします。」
エディクさんが再び僕を背負い、ブラッドのところまで連れて行ってくれた。
ブラッドは僕の傷がある部分に手をかざした。その場所の傷は見る見るうちに消えていった。痛みがなくなり、立てるようになった。
「次の方。」
「ありがとうございました!」
僕は先ほど寝かされていたベッドに腰をかける。エディクさんも治してもらったようだ。既にぴんぴんしている。
「次。」
ブラッドの声に誰も反応しない。エディクさんが尋ねる。
「どうしたんだお前ら?治してもらえよ。」
エディクさんの問いに黒雷が答える。
「…知らないの?…“治療”の能力者は自分の体に治療した傷が刻み込まれるんだ。その傷は死ぬまでその人を苦しめる。」
「…何だと…?もしそうだとしても、何故お前は知っている?」
「…アメリカでネプチューンの仲間に助けてもらったとき、“治療”の能力者が1人死んだんだよ。僕らを治してね…。だから、僕らは自分で治す。」
炎や水、神風も頷いた。エディクさんと僕はそのことについてブラッドさんに謝罪をし、炎たちに包帯を巻く手伝いをした。
お読みいただきありがとうございました!
第9章ではムー大陸での生活を送らさせていただきたいと思っています。
次回もまたお読みください!
真叉風巳




