第6話
またお読みいただきありがとうございます!
さて今回で第6章も終了いたします。前回では“ガイア”の使徒がムー大陸へ乗り込んできたところで終了しました。今回では一体どのような展開になるのか?
楽しんでお読みください!
「使徒?・・・どういうことですか?“ガイア”はもしかしてあちら側に?」
「違っ・・・。」
ネプチューンは違うと言いかけて口をつぐむ。
「・・・そうだ。恐らくダークはひそかにアフリカへ誰かを向けていたのだろう。あいつがあちら側につくとは思っても見なかった。」
「そうですか・・・。」
僕は何も言えなくなり、視線を下に逸らす。
(勝てるのだろうか・・・?)
その疑問が僕の頭の中をよぎる。LV.2はできた。いや、LV.2しかできていない。そんな状態で魔導師と戦うのか?また、殺されかけて逃げるのか?
僕の考えをよぎるようにネプチューンが言う。
「しかし、何かがおかしいんだ。1度見に行ったが数人の護衛を連れていた。」
「何故それがおかしいのですか?」
「あいつは誰も信用していない。その状況の中でダークに付けられても1人くらいだと思うのだがざっと10人はいる。ほとんど黒髪なんだが1人だけピンクの髪なんだ。」
「えっ!?」
反射的に僕は顔を上げ、ネプチューンに尋ねる。
「そいつらは今どこに!?」
ネプチューンが不思議そうな顔をして答える。
「あの木から南東に20キロほどの場所です。」
すぐさま僕が走り出して出口に向かう。あわててネプチューンが追いかけてくる。
「何してるんですか!?相手は10人ですよ!死ぬ気ですか!?」
ネプチューンの言葉に対して反論する。
「かまわない!」
ネプチューンが困惑した顔を浮かべ、必死で止めようとする。エレベーターの前でつかまり、叫ぶ。
「そいつらにも勝てないのなら、俺はここにいる意味がない!アレクサンドルさんを・・・助けるんだ!」
『キィン!』
僕から1筋の光が立ち上る。僕の周りに『マナ』が集まっているようだ。
「LV.5の・・・発動。・・・扉を開きなさい!私も行きます!」
「えっ。・・・は、はい!」
扉が開き、僕とネプチューンが中に入る。何人かの人が入ろうとしたがネプチューンが止める。扉が閉まり少しずつ上に上がって行く。
なんともいえない沈黙と『マナ』が空間を満たしていた。
第6章完
第6章、完結いたしました!
今回で36話目の話になりました。第7章では思いっきりバトルシーンとなります。
それでは謝辞のほうを、
お読みしていただいた方々、そしてもちろんすすめてくださった夢世 瑠璃花さん、そしてイメージのイラストを描いてくださっている碧莞さん。本当にありがとうございます!
次章もまたお読みいただければ光栄です。
真叉風巳




