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20話 もう一人の天使

新ヒロイン登場!!

メンテが終わり


ゲームに入って自分が見たのは・・


白い服・・そしてその背中に白い小さな羽根・・・頭に光のわっか・・・


・・しかし、その身長は二メートルはないと思うが

180位はある


そして頭はスキンヘッド・・


その体は・・筋肉隆々


そして・・・男性


なぜか意味無くボディービルダーのポーズを決めている・・


この人プロかな?


後姿だから顔をよく見えないが・・・・ある程度年輩の人みたいだ



うん・・・天使は必ずしも女性専用の種族ではない・・

とはわかってはいたが・・



マリアちゃんのイメージが付いてる訳ではないが

ギャップがひどすぎた・・・


つい見入ってしまったが・・・見てるだけではしょうがないので


「すいません」

声をかけると、天使の人は少し驚いた顔で振り返り

「うわっ?いつのまに後ろに・・」

「昨日ここで落ちたもので・・自分はレイと言います」

「なるほど・・・それは失礼した、私はアレ=ナンダー 今日からこのゲームをはじめたものだ」

そーいうと・・厳つい顔で、にやりと白い歯を覗かせながら微笑んでくれた

「アレさんは・・ここで何してたんですか?」

「ふむ・・実は冒険者協会を探してるのだが見つからなくて・・ちょっと困ってたとこでな」

なるほど・・

「それと・・協会に行った後・・何をしていいかもわからなくてここで考え込んでたとこだ」

考え込んでて・・ボディービルのポーズをとってたらしい・・・

ちょっと気になってしょうがないので・・


「プロのボディービルダーですか?」

「いや・・ちょっと趣味でやってるだけだよ」

趣味らしい^^;


「冒険者協会なら、すぐ左にある建物がそーですよ」


そー言って左の方を指差してあげる

「おぉ・・・こんな近くにあったのに気がつかなかったとは・・」

「あと・・協会で登録したら協会内にあるクエストを受けるといいかも」

「なるほど・・・それがいいかもな」

あ・・そうだ

「そーいえば・・よかったら協会登録後に北にある大聖堂行って見てはどーですか?」

すっかり忘れていたが・・・


アレさんの筋肉を見て思い出したけど・・

「大聖堂に何かあるのかね?」

「大聖堂の中でお祈りをするとそこの司祭様に話しかけられてシークレットクエが受けられると思うのでよかったら挑戦してみてはどーかと思いまして」

「おぉ・・それは本当なんですか」

「僕にはちょっとタイプが会わないクエだったので受けてはないのですが、アレさんにはいいかと思いまして」

「それはいいことを教えてもらった」


その後も色々情報を交換して・・


「そーいえば、よかったらフレンド登録してもらっていいですか?」

「私でいいのかね」

「ぜひ」

「ふむ・・ゲームはじめてすぐにいい出会いをしたモノだ・・こちらこそよろしく頼む」

フレンド登録して貰った・・

「では失礼する」

「がんばってくださいね」


アレさんと別れ・・

周りをよく見渡してみると・・

新規プレイヤーが多いためか、何時もより人が多い


プレイヤー露店、臨時PT募集などと一緒に・・・


今まで見かけなかった、新しい募集は


「クラン〔通りすがり友の会(仮)〕では、メンバー募集中です、一緒に楽しみましょう」


「まだ、クランは設立は出来てませんが・・まずはクラン設立の為のメンバーを募集しています」


・・・・・・


なるほど・・・今日からクランシステム実装だからか

もうすでにメンバーの募集をしてる


「そこの少年、よかったら一緒にクランを盛り上げていかないか?」

そー声をかけてくれたのは

真っ赤な髪色のちょっとワイルドな女性

「私はミネルバ、クラン〔クラウソラス(仮)〕では一緒にクラン設立をしてくれるメンバーを探しているんだ」

「もうクランって設立してるんですか?」

「いや・・まだだね、流石にさっきメンテが終わったばかりで、まだクラン設立には四つのアイテムが必要ということしかわかって無い」

「それなのに、もうすでに募集してるんですか・・・」

「あぁ・・・クラン設立のアイテムを探すのにも人手が必要だし・・人手はいくらあっても足らない状態なんだ」

なるほど

「僕はレイといいます、でも僕はちょっとまだクランは入る予定が無いので・・」

「そうか・・それは残念だ・・・ん?」

「どーしました?」

「もしかしてだけど・・・保護者さん?」

あ・・・

「そー言われてます」

「君が保護者さんだったか・・それは誘ったらまずかったかな」

「あはは・・・自分は入るのはいいんですが・・マリアちゃんのことがあるのでちょっと・・」

「保護者さんが入るとなると天使ちゃんも一緒になるから・・・そーなると」

一呼吸入れて

「あの・・馬鹿共が騒ぎ出すか・・」


「あはは・・・教団が問題ですね」

「あの馬鹿教主なら知り合いだから、何かあったら相談してくれれば何とかしてあげられるかも」

「そーなんですか?」

「あぁ・・β時代の知り合いでね、普段はいいやつなんだけど・・ふぅ」

と・・ため息をこぼす


ちょっと気になったので、提示板を覗いて見ると


新しい美少女出現とか・・・銀髪の天使様出現・・・美少女悪魔っ子爆誕など・・


新しい美少女が現れたらしい・・


それと同時に・・


銀髪の悪魔っ子が天使教団に囲まれて手出しができない・・とか

悪魔っこに近寄ろうとする者は全員教団にドナドナされていく・・

など・・・

悪魔っ子、涙目・・泣きそう、可哀想・・


かなりまずいことになってる・・


「すいませんが、教団がまた悪さ働いてるので行きますね」

「え?」

「詳しくは、提示板で確認してください・・では失礼します」

「わかった・・気をつけてね」


急いで南遺跡に向かう・・


遺跡ではもうすでにすごい人で溢れてた・・


天使教団のほかにも、見守り隊の人や今日から新規にはじめる人などいろんな人が要る中


一期は大きな人だかりの中心に・・


黒いワンピース(マリアちゃんが着ていた初期のワンピースの色違い)


背中に小さいコウモリの様な羽


頭に小さな少し反り返った銀色の角


マリアちゃんやアレさんみたいな天使とは逆の

レア種族〔悪魔〕みたいだ・・


銀髪の背中まで伸びるストレートヘアー・・


大人しめの少し気弱な感じのマリアちゃんと同じくらいの年の女の子だ


今その子が・・大勢の人に囲まれて


それでもって誰も話しかけようとはしない


少女の方から話しかけよう近づいても・・一定の距離を保つように遠ざかってしまう


周りの人が話しかけようとすると・・・他の人が一斉に囲んでどこかに連れ去っていく・・


少女は・・・すでに涙目で・・いつ泣いてもおかしく無い状態だ・・



MGコールしたとしても・・・誰が教団員か区別がつかないし

今いる人が全部ではなさそうだから・・・今いる人だけ連絡しても他のメンバーがすぐに囲んでしまいそう・・


少し気がひけるが・・しょうがない


あの人に少し協力してもらおう



『すいません・・・アレさん、いま少し時間ありますか?』

『レイ君かな、どうしたんだね』

『実は・・・』


アレさんに今の事情と、天使教団が今までやってきたことを説明しながら・・


『ということで・・天使であるアレさんの方に教団の人達を引き付けますので少し足止めをしてもらっていいですか?』

『了解した、職業柄説法は得意でな・・それで、教団とやらを引きつけることはできる方法はあるのかな?』

『それは大丈夫です、いい方法があります それでアレさんは今どこにいるんですか?』

『私は今、レイ君から教えてもらった通り、大聖堂に向かってるところだ』

『じゃあ・・そっちの方にひきつけますね、お願いします』

『わかった・・・任せておけ』


あとは・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【天使教団】


411:名無しの団員

   現在新しい天使様の警備体制は万全です


412:名無しの団員

   でもあの天使(悪魔)様なんだか泣きそうじゃない?

   可哀想・・


413:名無しの団員

   悪い虫から天使(悪魔)様を護る為にはしょうがないのだ


414:名無しの教祖様

   そうだ・・・金髪の天使様はあの保護者を名乗る悪魔の手に堕ちてしまった・・

   

   しかし、今・・天はまた新しい天使さまをこの地に送り込んで来てくれた

   今度こそ・・保護者を語る悪魔や裏切り者の見守る会などの手に渡してはならない!!


415:名無しの団員

   パチパチパチ


416:名無しの団員

   教祖様バンザーイ

   新しい天使様バンザーイ


417:名無しの団員

   私が間違ってました・・ともに新しい天使さまを見守ります!!



444:名無しの団員(?)

   緊急連絡!!

   いま、町の北側で白い服に頭に光の輪

   背中には小さな羽根をパタパタ揺らす

   新しい天使様が降臨なされた!!


445:名無しの団員

   なんだと・・・

   

446:名無しの団員

   それは本当なのか?


447:名無しの団員(?)

   間違いない!!

   今町の北の大聖堂の方に向かって歩いてらっしゃる


   あ・・・天使様の後ろの方に保護者の姿が!!


448:名無しの団員

   なんだと!!


449:名無しの教祖様

   それはまずい!!

   各団員に告ぐ

   逸早く天使様をあの悪魔の手からお救いしなくては!!

   手の空いてるメンバーは全員大聖堂を目指せ!!


450:名無しの団員

   了解


451:名無しの団員

   保護者を名乗る悪魔の手から天使さまを救い出すんだ!!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


これで・・・なんとかなるだろう・・・


後は気がつかれる前に、あの子を助け出さなくては




少し遺跡から離れたところから・・隠れながら様子を見ると・・


団員らしき人達が・・・あわただしく相談をしだし・・


・・・町のほうに急いで走っていく


いまだ・・


僕はコッソリ悪魔の子の後ろの方に回りこみ


・・・人が少なくなったところを突いて、悪魔の子に話しかける


「君・・大丈夫?」


少女はちょっとびっくりした顔で

「あ・・・大丈夫です、おにいさんはだれですか?」

「僕はレイ、ここはまだ危ないから・・ちょっとこっち来てもらっていい?」


「あっ・・はい、私はAKUAといいます」

悪魔のアクアちゃんか・・


自分がアクアちゃんの手をとって歩こうとすると

周りに残ってた今日団員の人が・・

「貴様は保護者さん、いつのまに・・」

「新しい天使様は渡さないぞ」

と・・・前を塞ごうとするが・・・


「そうはさせない!!」

「今までよくも邪魔してくれたわね」

「保護者さん・・ここは私達に任せて、その子を連れて早く・・」


今まで周りで教団の人たちに邪魔されてた、見守る会の人たちが教団に人たちを抑えてくれた・・


「今のうちに・・こっち・・」

「はい」


僕たちは南街道を少し迂回して・・東門のほうに向かって行く

(そのまま南門に行くと気がつかれた教団の人とはち合いそうなので)


「えっと・・・アクアちゃんだっけ? 大丈夫だった?」

「はい・・ありがとーございました」

「でもさっきの人達は何だったんですか?」

「話しかけようとしてもすぐに離れてしまって・・」

「声かけ様としてくれた人達が皆どこかに連れて行かれて・・」

何か震えた声で話してくれた・・

本当に怖かったんだろう・・

「あの人達はちょっと過激な考えの集団で・・・可愛い子は周りから見守る物!!声かけ厳禁!!近寄る者は全部敵・・と言う、かなりおかしい集団なんだ」

「え?」

「このゲームが始まった時、アクアちゃんみたいに可愛いレア種族〔天使〕の女の子がこのゲームに入ってきた時に、勝手に一目惚れした人達が勝手に教団を名乗り、勝手に天使の女の子の周りから人を引き離そうとしたのが始まりで」

「あまりに酷過ぎたので・・GMに見つかり厳重注意を受けたんだけど・・他の子だったら問題ないとでも思ってるのだろうか・・」

「あ・・あの・・さっきお兄さんが来る前に慌てて離れていった人達は・・・?」

「あれが天使教団の人達で・・・僕がちょっと偽情報を流して離れてもらったんだ」

「そ・・・そーなんですか・・・」

「これ以上言い寄って来たら・・・またGMに連絡するから」

「そーすると今度は、注意だけではなくて数日間のログイン停止処分になる筈」

「そーなんですか・・・」

「あと・・さっき僕たちがこっちに来る時に教団の人達から護ってくれた人達は天使の子マリアちゃんや

アクアちゃんのような小さな子を見守って助けてくれている人達だから安心してね」

「そんな人達もいるんですか・・じゃあ、さっき連れてかれた人達も・・・」

「そうだね・・・皆アクアちゃんを助けてあげようとした人達だね」



そーやってしゃべりながら、東門に向かっていく最中に・・何時ものメールが着て


丁度マリアちゃんも入ってきたみたいなので東門で合流することになった・・




新しいヒロインは天使と見せかけて・・


実は悪魔の少女でした^^;

(年齢はマリアちゃんと同じ小学六年生です)


ちょっとした引っ掛けでしたww(バレバレだったかな?)



主人公がアクアちゃんと合流した頃・・・

天使教団の提示板は物凄い荒れたのは言うまででもない・・・


天使教団がアレさんの所にたどり着いた時の話もできたら書きたかった・・・

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