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21話 三女神

ついに教祖様の名前が判明

東門に到着すると


「おにいちゃ~ん、こっち こっち~~」

マリアちゃんがすでに待っていてくれた


ちょっと離れたところに、見守る会の人の姿もある


マリアちゃんと合流すると・・


「お兄ちゃん その子だ~れ?」


「この子は今日はじめたばかりの新人さんのアクアちゃんだよ」

そう言うと

「わたしはマリアだよ~よろしくね~~~」

マリアちゃんが笑顔で挨拶すると

「私はAKUAといいます、よろしくお願いします」

と、ちょっと緊張した感じで挨拶してくれた


そんな感じで二人で会話している間に・・


ちょっと離れたところで見守ってくれてる

見守る会の人と合流して、今の状況を相談しておく・・・・


それによると・・


現在、天使教団の本体は大聖堂にて

筋肉隆々の天使の男性と言い争いと言うか、説教を受けてるというか・・・

そんな感じで足止めされてるらしい・・・


アレさんには感謝しなくては・・


けどあまり時間がもたなそうと言うのと


向こうもかなり頭にきてるみたいだと言う


どちらにしても、衝突は避けられそうに無いとの事だ・・・


こちらからは、これからの予定

アクアちゃんを冒険者ギルドに連れていかないといけないことを伝え

最悪の場合に備え、できる限りの人をギルド前に集めてほしいということを伝えた・・


(もうこれは何の争いなんだかわからなくなっている)

(少なくても普通のVRMMOでやることじゃないような・・・)


よく考えてみると・・・

小さい子供がプレイするだけの事を大の大人たちがあーだこーだ言い争うこと自体がおかしいのではないのだろうか・・


そんな相談をしてると

「お兄ちゃんどーしたの?」

マリアちゃんに気が付かれたので

「なんでもないよ、ちょっとそこの人と話をしてただけだよ」

「そうなんだ~~」

アクアちゃんは気がついてるみたいだけど・・


「じゃあ、アクアちゃんはまだ冒険者協会に行って無いから登録しに行っていいかな?」

「うん、いいよ~~」

「ごめんね」

「ううん、きにしなくていいよ~~」

そんな会話をしながら・・決戦の地(違う)冒険者ギルドに向かう


噴水広場に着くと普通に人が多いように見えて・・・

よく見ると、かなりの数の見守る会の人が集まって来てくれてる

(掲示板を使うと教団の方にもばれる可能性があるので他の方法を使って連絡を取り合ってるらしい)


まだ、教団の姿はなさそうだ・・


あっ・・・


一人こっそりとしきりに連絡を取ってる人がいた・・

これはばれたな・・


こっちも周りの人とアイコンタクトを取り

(いつのまにそんなことができるようになったかは謎)

二人を連れて冒険者ギルドに入る


さっさと・・・アクアちゃんの登録を済ませ・・・


「じゃあ、登録も済ませたし・・ちょっと狩にでも行こうか」

「うん~~」

「はい」

三人でPTを組み

そういう約束をしながら


・・・いざ決戦の地へ



ギルドを出ると


ちょうど、大聖堂の方から、物凄い勢いで教団の連中が駆けつけてきた

「よくも・・よくもだましたな~~」

「おかげでひどい目にあった・・・」

「天使ちゃん達を離せ~~」


と・・・わけわからない事を言いながらこっちに向かってきたが・・

密か?に待機していた・・見守る会の人たちが僕達の前に立ちふさがり


「何を言っているんだ、天使ちゃん達は自分の意思で保護者さんと一緒にいるんだぞ」

「二人は、お前達の物なんかじゃない」

「そんなことして恥ずかしくないのか・・・頭を冷やせ」

・・・という、正論で言い返したw


流石のまりあちゃんも

「あの人達何言ってるんだろ?」

とおかしさに気がついてる

アクアちゃんは・・かなり不安そうな顔で自分の後ろに隠れ腕を握って震えてる


「みんなおちつけ、悪魔ちゃんだっておびえてるだろう」

と、見守る会の人が言えば


「お前達と一緒にいるのがいけないんだろうと・・」

と教団の人が反論


もうわけのわからない話になってる


そんな言い争いがいつまで続くかと思ってたら・・




「ちょっとさすがに、大人気ないんじゃない・・・」


と現れたのは


「ミネルバには関係ないでしょ」


さっき、リングの募集をしていたミネルバさんだった・・


「アテナもそんな子供みたいなことはやめる!!」


教主様の名前は[アテナ]というらしい・・・


そして・・・その後ろには・・


「なに子供みたいなことしてるの・・・」

と・・・(自分には)よく見かけた顔が・・・


「あれ?・・・リオ姉?」

「レイ君?何でこんなとこにいるの?」


「あれ?フレイア・・保護者さんと知り合いだったの?」



そう・・・ミネルバさんの後ろにいたのは

僕の親戚で・・少しはなれた所で暮らしてる

[理緒りお 麗亜れいあ]姉さんだ

(名前が自分と似ていて親戚同士で会うと名前的に間違えやすいという理由で、僕は名字のほうで呼んでる)


「リオ姉・・こっちじゃ腐レイアって名前なんだ」


「レイ君・・・ちょっと漢字違うから・・・フ・レ・イ・ア・・わかった?」

「ごめん ごめん」


「保護者は・・ミネルバだけでなくフレイアとも知り合いだったとは・・・」


「噂の、保護者さんってレイ君のことだったんだ・・・」



ザワザワザワ

まわりが騒がしい・・・


「三女神だ・・・」

え?

「三女神がそろった・・・」


近くの人に聞くと

あの三人は、ベータ時代の最終イベント 攻防戦で活躍したトッププレイヤー三人組で

その名前と活躍からそれぞれ

[紅蓮の女神ミネルバ]

[疾風の女神フレイア]

[鉄壁の女神アテナ]


三人合わせて[三女神]と呼ばれいてたらしい



・・・リオ姉、何やってたんだか^^;



その後も・・・

「おい、よく見たら向こうにいるのは[真紅の城壁]じゃないか?」

「あっちには[狐影]もいる・・・」

「なんでこんなにトッププレイヤーが集まってるんだよ・・・」


こっちに・・何かすごい人がいっぱい集まってたらしい・・・


三女神の登場で一時騒ぎが静まりかけたタイミングで・・



突如光とともに・・・

このゲーム内では、見かけない

黒いスーツに黒いメガネをかけた二人の男女が


二つの陣営の真ん中に突如姿を現した


「我々はトラブル担当のゲームマスターΞ(クシー)と」

「同じくトラブル担当のΟ(オミクロン)です」


ゲームマスターが乱入してきた


突如、ゲームマスターの乱入に全員戸惑う中


「そっちの集団」

と教団の方を見て・・

「この前も同じようなことをして注意受けましたよね・・」

どうやら、前に連れて行かれたときに注意されたゲームマスターと同じ人らしい


「これは・・・あの男が天使ちゃんたちを無理やり連れてったのがいけないんであって・・」

誰が無理やり連れてった・・・

「こちらはずっと監視させてもらいましたが・・・」

「こっちには、困ってる二人を彼が助けてあげてたようにしか見えなかったのですが?」


そーだ そーだ と見守る会の人たちが言ってくれる・・


「そんなことない・・・二人には触れないで影から見守っていればいいんだ」

そーだそーだと教団側が反論する


自分達が何言ってるのか理解できてるのか?


「どうやら反省の色がなさそうですね・・・もう一回反省部屋に来て貰いますね」

言ったとたん・・・


教団側がいきなり光とともにマスターΞ(クシー)と供に消えた


「では、私も失礼します、これからもこのゲームを常識を護りながら楽しんでくださいね」

そー言うとマスターΟ(オミクロン)さんも光とともに消えていった・・




「えっと・・・ミネルバさんもリオ姉もありがとーございます、たすかりました」

「お姉ちゃん達ありがと~~~」

「ありがとうございます」


「いやいや、流石にあれは見逃せないよ・・・アテナもあれがなかったらいいやつなんだけど・・」

「そうそう・・あの子あー見えて、重度のアイドルオタクでね・・・おさわり厳禁主義をこじらせすぎちゃってた見たい・・」

「アイドルじゃなくて一般人・・・しかも子供にそんなことしなくても・・・」


「後・・レイ君 このゲーム内じゃフレイアだからね・・・」


そんなこと言ってくるので・・・ちょっと意地悪で

「わかった[陸戦女王様]」

昔やってた別の普通のMMOでのリオ姉の黒歴史(呼び名)で読んであげるw

「いーやーー その呼び方はやめて・・・」

と・・あたまをかかえもだえ苦しんでる・・


ザワザワザワ


「えっと・・・皆さんもありがとーございました」

「ありがと~~~」

「本当にありがとうございました」


「どういたしまして」

「なんかあったらよんでねー」

「がんばってねー」

などと言いながら一斉に解散


するふりをして・・・

周りで見守りを開始していく・・・


もう・・ばればれだから・・・












リオ姉の本名をカタカナにして続けて呼んではいけない・・バレバレだけど気にしてはいけない・・・

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