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13話 姉妹

翌日

提示板や情報サイトで色々調べてみたのだが・・・

・・・物凄い数のスキル発見情報、

正にスキルラッシュに沸いていた


初日・・二日目と・・スキルが見つからないといって騒いでたのがウソ見たいだ

それもこれも・・色々な職業ギルドが見つかったのが大きい・・

職業ギルド一つ見つけるだけで・・新しいスキルが4~7個ほど見つかる


そして現在見つかってる職業ギルドは、〔戦士ギルド〕〔魔法ギルド〕〔シーフギルド〕〔格闘ギルド〕

〔アーチャーギルド〕〔教会(聖職者ギルド)〕〔レンジャーギルド〕の七つ

それだけで40以上のスキルが見つかってる・・・

こーして見つかったスキルは〔準基本スキル〕と呼ばれていて

今まで基本スキルだけで攻略していたトッププレイヤーの廃人達に珍重されている


そのため、現在攻略組みの人達は・・一度攻略を休んで、スキル集めに熱中してる


そのため今、町は初日以上に人で溢れかえってるらしい

それに伴い・・・最前線の人から手に入れた素材と職業ギルドで手に入る職業レシピのおかげで

防具生産職の人たちが色々な防具を作り上げているらしい


武器はと言うと・・・最初に手に入る箱武器のおかげで・・・あまり買う人も、作る人も少ない

でも・・武器箱から欲しい種類の武器がでなかった人達が注文して買っているみたいだ

(そーいう人の武器は大体が珍しかったり人気がなかったりする武器が多いそうだ)



このまま見ててもきりが無いので朝ごはんを食べて本日一回目入ってみる


おっと・・何件かメールが着てた

なになに?

アリスさんから・・・またやったね・・というセリフから始まり今日一日はスキル集めに励むから

マリアちゃんの事をよろしくというような内容が書かれてた・・・


さすがにマリアちゃんを一人にするのが心配なのか・・入るときは、僕と一緒に行動するように言われてるみたいだ



昨日の事があるし・・教団も当分は派手な妨害はできないであろうが・・・

いまだ、見守る会の人たちも、マリアちゃんと話す勇気はまだないみたいだし・・・

それに、なにより・・

マリアちゃんを一人にしちゃうと何しでかすかわからない・・


マリアちゃんは午後から入るという話なので、OKの返事をして

今の時間は一人、今まで出来なかった事をしよう


色々やりたいこともあるし・・・自分も情報を見て欲しいスキルがいくつかある

それに調合や料理なんかも試したい


他のメールはマナさんから昨日のお礼とかスキルゲットしたという情報と知り合いの職人さんにしっかりとした格闘武器などを作ってもらえたなどという話が書かれてた・・・


まずは・・・気になるスキルを集めよう・・・・・




結果:シーフギルドで〔フクロウの目〕レンジャーギルドで〔発見〕を覚える事ができた・・

ちなみに・・・フクロウの目は暗視効果があり、夜でも光のない洞窟の中にいてもある程度見えるようになる・・・(レベルが上がればもっとよく見えるはず)

試練は、真っ暗の部屋迷路のような部屋からの脱出だった・・この試練も真っ暗で何にも見えないのに

罠が多く・・しかもご丁寧に金タライトラップまであった・・・(しっかり引っかかりましたとも・・・)


発見のスキルと人や魔物の気配を感じる気配察知と似ていて・・・こっちは、拾えそうな物が見つけやすくなるスキルだ、採取には役に立つ

試練は、レンジャーギルド内にある敷地の草むらから、特定の薬草の根っこを集めるというものだった・・・

こっちはこっちで・・鑑定が効かなくて・・見た目だけを頼りに引き抜いていく・・・

こっちも罠が一杯・・・(運営はそんな罠が好きなのか^^;)

引き抜いたら根っこが無いとかはいいほう・・・引き抜いたら根っこが破裂とか・・・引き抜いたとたん・・草の根っこが悲鳴をあげたり(マンドラゴラか^^;)根っこがあるはずの場所に・・ハズレの文字が・・

そんなこんながありながら何とかスキルを手に入れることができた・・・





現在のベースレベルは10

スキルは

〔剣Lv9〕〔鎧Lv3〕〔調合Lv7〕〔料理Lv2〕〔速度上昇Lv8〕〔立体機動Lv5〕〔気配察知Lv3〕〔回避Lv1〕〔フクロウの目Lv1〕〔発見Lv1〕

コレで何とかスキル10個そろった・・


こーして冷静になってみると・・僕は何を目指しているんだろう・・・

戦闘向きのスキルが〔剣〕くらいしかない・・・あとは、生産関係や行動関係のスキルだらけ^^;

気を取り直して・・・


現在、ゲーム内では夜だが調合に使う薬草が心もとないので北の草原に行ってみる


フクロウの目と発見のスキルがあるし・・・気配察知もあるので前より行動はしやすいはず




実際北の草原についてみて驚いたのだが・・・・

ところどころで淡く光る草がある・・・

でも、光って見えるのはスキルの効果ではないみたいだ

採取してみると〔微光草〕・・・・なるほど微妙に光る草、だから夜になって暗くなると光って見えるのか、昼間は薬草ばかり目だって見えなかったが、夜になると逆転して薬草が見つかりにくくなり

微光草が採取しやすくなるという・・・

敵も・・・ウサギの数が減り、ゴブリンの数が増えてる・・・


微光草を中心に集めながらゴブリンを狩ってると・・・剣のレベルが10になった


〔剣のスキルが特定レベルまで上がりましたので派生スキルが開放されました〕

おっ・・・特定のスキルがある程度レベルが上がると上位のスキルに変化すると聞いていたが・・


スキル欄を開いて・・何に変化するか調べると

〔短剣〕〔長剣〕〔細剣〕〔両手剣〕

なるほど・・・ここで細かい種類に分かれるのか


自分のスキルとの相性を考えると・・ここは〔短剣〕かな?

これは完全に剣士ではなく・・シーフやレンジャーの道に進んでるな・・・


そっち系の職業スキルも取って見ようかな?


シーフの職業スキルは・・・平地に対しての速度の上昇や対人系に対してダメージを増やしたり回避しやすくなる効果がある

それに対して、レンジャーの職業スキルは森など入り組んだ場所での動きに対しての動きのサポートや動物などに対して急所に当たりやすくなったりする


まぁ・・・どちらにしても取るとしたら他のスキルを外さないといけないし、後でもいいだろう


そーしてひたすら採取や狩りを続けてたら・・・


〔微光草〕×150個 〔薬草〕×100個・・・他にも色々草を採取できたので

一度町に戻り・・・

ちょっと道をそれたところで製造キットを取り出し満腹ゲージが結構やばかったので調理をしてみる・・・・・

まずは・・単純にウサギ肉を薄切りにして軽く塩コショウ、そしてフライパンで軽く焼いてみる〔焼肉  (ウサギ)〕うん・・そのままだw

味は淡白でちょっと鶏肉に近い肉質みたいだ(実際のウサギ肉は食べたことはないが)

これは串にさして焼いてみるか・・・

ウサギ肉を小さめの角切りにして串にいくつか刺して・・軽く塩をフリ直火であぶっていく・・

〔焼き兎〕・・・焼き鳥ならぬ・・焼き兎か・・・味はシンプルで食べやすく美味しかった

なのでいくつか作っておきアイテム欄にしまっておく(アイテム欄にしまうと何故か冷めないらしい)

ウルフ肉は・・逆に油が強いので焼肉に向いてそうだ

そーいえば・・ウサギ肉は煮込みに向いていると聞いたことがあるから今度試してみるか・・


しかし今の調理レベルだと・・焼くか混ぜる程度しかできないみたいなので・・単純にウルフの焼肉と焼兎を量産してみる

そーしてやっと〔調理Lv5〕になり・・揚げるが出きる様になった・・・先に揚げるか・・


次は微光草が手にはいったので

調合で初心者MPポーションやMPポーションを作っていく

ついでにポーションも作り〔調合Lv10〕になった


まぁ・・午前中はこれ位にして一度落ちて実際の昼ご飯の準備をしなくては・・・


さっきまでゲーム内で料理を作って食べて満腹になったはずなのに、現実に戻るとお腹がすいてるとか・・ちょっと感覚がおかしくなってくる^^;


昼は暑いので軽くソーメンでも茹でて・・それだけだと栄養バランスが悪いから軽く大根とワカメの甘酢和えを作り食べる

(夏太りの原因は夏の暑さのため・・ソーメンなどの炭水化物ばかりの食事が続き他の栄養素が不足する為に太るらしい)


後片付けしながら情報サイトを見ていると

メールでマリアちゃんが入ったと連絡が来たのでゲームの世界に入った


「おにーちゃんこっちこっちー」

今日も元気なマリアちゃんに連れられ

いろいろな買い物やスキル集めに付き合った・・・


うん・・・完全に妹の面倒を見るお兄さんだ・・・

保護者といわれてもしょうがない^^;


周りの暖かい視線を感じながら


次は、防具を求め・・・この前世話になった一ノ瀬さんのとこに行って見る


前にいた場所に行ってみると、そこにいたのは

「いらっしゃいませ~~」

顔は似てるのだが・・髪形や髪色が違う

昨日は、薄い緑色の髪を右側で束ね三つ網にしてたが

今日は、薄いピンク色の髪を左で束ねそのまま伸ばしているサイドポニーだ

「おー天使ちゃんだ、昨日おねぇちゃんが店に来たとか言ってたけど・・ほんとだったんだー」

うん・・・妹さんらしい

「おっと、すいません、挨拶を忘れましたね」

そー言って、柔らかい笑顔で

「私は〔一之瀬はるな〕昨日ここにいた、なつき姉さんの妹よ」

「私はどちらかというと皮細工を中心に育てていてそっち系の装備が欲しかったら言ってね」

「はるかさん達、姉妹は交代で店番しているんですか?」

「えーそーね、そーやって交互に店番しながら、店に立ってない方がスキルとか製造をしてるの・・普通は」

「だけど、その姉が昨日からスキルの掛け合わせとかの可能性を調べるといって、生産所にずっと篭りっぱなしで・・・」

うぅ・・・

「ご迷惑おかけしてます・・・」

「あっ・・そーいえば、掛け合わせとかスキルとか見つけた保護者さんって・・君の事だったっけ」

「いいの、いいの、おかげでいろんな物が作れるようになったし・・職業レシピのおかげで今まで服とか鎧を作っても、防御力しか上がらなかったのが、レシピとの掛け合わせで防御以外の能力が付けられるようになったの」

「防具とも合わせられるんですか」

「うん、戦士のレシピにある材料の集めて鎧を作るとSTR(攻撃力)が少し上がったりシーフのレシピにある材料で作るとAGIすばやさが上がったりするの」

へぇー・・それじゃあ

「このレシピってそんな効果があるんだ・・」

と言って・・昨日と今日手に入れたレシピを出してみる

「それは、シーフとレンジャーと・・・あと格闘のレシピ、さすが保護者さんいいレシピ持ってる、よかったら自分に買い取らせてもらっていい?」

「じゃあわたしのもいい~?」

とマリアちゃんもさっき手に入れた、戦士のレシピと僧侶のレシピを出す

(先ほどマリアちゃんのスキル集めで戦士ギルドと教会(僧侶ギルド)に行ってた)


「おーこれで今見つかったレシピが殆んどそろう」

「まだ持ってなかったんですか」

「えー、昨日おねえちゃんが生産所に篭ってからずっとここに居たんで、自分の研究とか全然できなくて・・」

「おかげで他の皮職人や服職人はそのレシピを使ってどんどん新しいの作ってるのに自分はここを動けないばかりにどんどん追い抜かれて・・・」

何かかわいそうになってきた・・・

「じゃあこのレシピ譲りますので、何か装備作ってもらっていいですか?」

「いいですか~」

「こちらこそ・・いいんですか?」

「えぇ・・・自分達も新しい服が欲しくて来たんで・・足らない材料があったら取って来ますよ?」

「平気、平気、材料なら知り合いの攻略組みさんから買い取った材料がいっぱいあるからレシピさえあれば色々作れる」

「コレでやっと過剰在庫から開放される」

あははっ・・・買取ばかりで装備は全然売れてなかったらしい・・

「じゃあ、このレシピを渡しますね」

「ありがとー、じゃあ・・どんな装備がいい?」

「そーいえば、職業レシピで作る装備って、見た目は決まってるんですか?」

「う~ん・・・決まった型はあるけど、その型にアレンジをくわえる事である程度は自由にできるよ」

なるほど・・

「じゃあ自分は暗めのシーフ系の皮装備でお願いしていいですか?」

「わたしは白い皮の鎧がいいな~~」

「保護者さんは黒系のレザースーツで天使ちゃんは戦士系の白いレザーアーマーでいいね」

「値段はいくらくらいですか?」

それが問題だ・・いくらいい装備を作ってもらえてもお金が無いと買えない・・

「レピシ代とかも引いて・・・こんくらいかな?」

と・・出て来た代金は・・何とかギリギリ買える値段だ・・

「そんなんでいいんですか?」

「いいの いいの・・・こっちもいい宣伝になるし、これからも買いに来てね」

「はい、装備が欲しくなったら利用させてもらいますね」

マリアちゃんと一緒に、自分もフレンド登録させてもらった

「ふっふっふっ・・コレであの馬鹿姉に自慢できる」

「自分をほっておいて篭った罰だ」

と・・裏でぼやいている・・

恨みは深そうだ^^;

「じゃあ急いで作るけど・・受け取りは明日になっちゃうけどいいかな?」

平気ですといい・・挨拶して分かれた・・


後で調べたところ・・一ノ瀬姉妹はβからのトップ生産職の一人(二人?)だったらしい・・

いい人と知り合った・・








一ノ瀬姉妹は同い年です・・(双子とは言ってない・・・)


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