お泊り②
あの後、お風呂に入って帰宅途中に買ったプリンを並んで食べながら映画を見ていた。
「鈴音さん、俺はソファで寝ますんでベットを使ってください。」
「嫌です。」
「えっ。」
「この家の家主は仁さんですから仁さんがベットを使ってください。」
私は普通のことを言ったつもりだったが、なぜか悩んでいる仁さん。
「でも、女性をソファに寝さすのはダメだしでも同じベットは俺が無理だし。」
隣でブツブツ言っている仁さんは面白くて、頬っぺたをツンツンしたりしてみた。
「鈴音さん、俺で遊ばないでください。」
「やっぱり仁さん可愛いですね。」
「もぅ。」
まだ悩んでいる仁さんの頬っぺたをツンツンしまくった。
「仁さん、同じベットでも私大丈夫ですよ。」
「えっ」
突こうとした時にこっちを向いたので、唇に触ってしまった。
「ぷにぷにだ。」
「もぅ」
唇を突いていた手を取られた。
「そんなことしちゃだめ。」
「私からはしていいならいいでしょ。」
掴まれている手とは逆の手で唇をプニプニした。
「うぅ」
唸っている仁さんは、避けるわけでもなくでも困った顔をしていた。
「で、ベットで一緒に寝ましょう。」
「それはダメですって」
「なんで?」
「俺が我慢できませんって。」
「寝室のベットそんなに小さくなかったですよ、端と端ならいいでしょ。」
部屋は全部見せてもらった時、寝室のベットはダブルぐらいあった。
「ダメですか?」
仁さんを見ながら、迫ってみた。
「分かりました、一晩俺は試されます。」
仁さんは、何か覚悟したかのように抱き着いてくれた。




