前へ目次 次へ 550/1300 川下よ あの後『嫌ぁあ!!何処なの!?わたしの身体!?』なんて、絶叫しながら、ニナルは川上に向かって飛んで行ったの。 あたしのもくろみ道理よ。 もくろみと違うのは、あたしのお家の横から、公民館の横を過ぎても、中学校のグラウンドの脇を過ぎても、取水堰(しゅすいせき)の、鉄柵(てつさく)にたどり着いても、ニナルのあの横にだけ巨体な身体を見付けられなかったの。 もしかして、川底に沈んで……いや、あの脂肪の塊が水に沈むの? 今度は、取水堰から川上に向かって再度捜索よ。