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親子よ
「気に入ったかい?」
ヤスミおばちゃんが訊いてきたわ。
「味わいは悪くないわよ」
正直な感想よ。
何でわざわざゼリーにしたのかしら?
まぁ、葡萄のは、少し薄味なきがするけど。
「そうかい。じゃ、ひろよし、手伝ってくんなぁ」
痩身イケメン親父が、パパに言ってるわ。
「あ、あぁ」
パパが痩身イケメン親父の横に立ったわ。
並んで立つと、痩身イケメン親父が、お兄ちゃんとか大城勲とかと、同年代に見えるわ。
まぁ、尾苜秋礼大先輩と比べたら……痩身イケメン親父の方が若く見えるわ。
つまり、パパと似てない親子に見えるのよ。
「わたしも、用意があるから、ちょっと行くから、ナノちゃんはどんどん食べてて」
ヤスミおばちゃんが、そう言って、パパ達の後を追いかけて、お部屋を出て行ったわ。




