労いよ
「あら」
生理現象が出ちゃったわ。
『口から、接収した飲料水に溶けていた炭酸ガスが出たのね。興味深い生理現象ね』
キュー・ティーは、あたしの耳心地良い事ばかり言ってくれるわね。
優秀な元セルフ・ライチャスは、セルフ・ライチャスじゃ、なくなっても、優秀な次元妖精みたいね。
「キュー・ティー、あたしのパートナーに成らな……」
『それは遠慮させていただくわ。はい。この話題は御仕舞いよ』
マスコットへの御誘いを、食いぎみでキュー・ティー遠慮されたわ。
「でも、あたしのイヤリングに住み着いたんでしょう?」
『あくまで、一時的なものよ。ナノちゃんへのレクチャーが終わったら、大仕事が待ってるのよ。やりたくない仕事が』
ため息をつきそうな勢いでキュー・ティーが言ったわ。
どんな仕事が待ってるのかしらね、あたしには関係無いけど。
「そうなの。それは大変ね」
一応、労いの言葉はかけときましょう。
『そう、多分、大変なのよ。相手はあのアポイタカラ……』
「ニナル!?それは本当に大変よ!ちゃんとアフターケアをソリス……は無能……うん、サンドリヨンやらマー・マンに頼むのよ!」
本当に大変な御仕事をキュー・ティーは、押し付けられたのね。
同情しちゃうわ。
『その後は、新人研修の指導員役がまってるの……』
キュー・ティーが続けたわ。
「ご苦労様」
新人研修……新人クモリィも、キュー・ティーの担当にされちゃったのね。




